Chiezaru’s diary

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天候不可測


【 根セロリ (Sedano rapa) 】 - Sony RX1R
(日本語では根セロリとかセロリアックという名称らしい。一度彼女がドイツに旅行に行ったときに持って帰ってきたことがあって、サラダにするとカブのようでおいしかったのを、時々行くスーパーで見つけたので買ってみた。約二キロで2ユーロ(270円弱)。ネットで調べると日本ではこの目方だと一つ2千円くらいしている。ところ変われば値段も変わる。戦前には日本でもけっこう作っていたらしい。まったく知らなかった。)

やはり三月のローマ。天気の不安定さに拍車のかかる今日この頃。
一昨日の午後から降り出した雨が続いて昨日まで雨天。
夜には雨はあがったものの、朝まで一晩中強風が雨戸を打っていた。

出勤するときに外出てみると空は澄んで高く、尖った空気が首筋に寒々しい冬の大気に逆戻りしていた。

やってきて上から覆いかぶさろうとする新しい季節と塗りつぶされるのを拒む勢力がせめぎあっている。

季節が行ったり来たりする。

そんななか、たぶん来週あたりは風邪人続出なのだろうな、などと気楽に他人事のように思たりしている。

根セロリ↓

Sony RX1R


Sony RX1R

断面↓

Sony RX1R

手のひらと大きさ比較↓

Sony RX1R

ソフトボールよりは大きい、メロンくらいといえばちょうどいいのかもしれない。ずっしり感があり、切るときはカブをよりも包丁が通りにくく、簡単にスパッとはいかなかった。柄だけではなくて刃先にも手をそえて押し切るのにも少し力が要った。

味のほうは一言でいうとセロリの清涼感をもつカブ。(Sedano=セロリ rapa=カブ。ただの伊語直訳という話も・・。)
厚めの皮を取り除いてスライスすれば普通にサラダで食べられるし、調理してもOK。
今回買った個体はちょっと外れ気味で瑞々しさがいまひとつだった。イタリア人でも普通に食べるものではないようで売れ残り気味だったのかもしれない。
少しウイキョウ(伊語だと、Finocchio:フィノッキオ)っぽくもある。