Chiezaru’s diary

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昨晩の白ワイン


【 Est! Est!! Est!!! di Montefiascone (エスト! エスト!! エスト!!! ディ・モンテフィアスコーネ 】
Olympus PEN E-PM1 + Panasonic lumix 20mm f1.7
(「Est-エスト」はラテン語で「ある、いる」の意味。なので直訳すると「モンテフィアスコーネのある!ある!!ある!!!」なのだが、意味的には「これ!これ!!これ!!!」と言ったほうが通じるのはないだろうか。)

写真は昨日の晩ご飯のとき家で飲んだ白ワイン。
彼女が特に意識せず近所のスーパーから買ってきたみたいだが(ひょっとすると特売だったのかも)ちょっと歴史の面白いワインということもあって一枚。

ウィキペディアを引くとちょうど良い説明が出ていたので、いつものようにそちらに委託してズルします:
「エスト! エスト!! エスト!!! ディ・モンテフィアスコーネ」

抜粋「(前略)このワインの珍しい名称は、12世紀のあるゲルマン人主教が教皇に会うため聖座バチカンへ旅行した際の事件に由来する。この主教は一人の高位聖職者を自分より先に行かせ、旅の経路に沿った村々で最高のワインを探索させた。モンテフィアスコーネの宿屋において、高位聖職者はこの地のワインに大いに感銘を受け、後から来る主教が素通りしないよう宿屋の入口に「エスト! エスト!! エスト!!!」と書き残したとされる・・・(後略)」

以下全文はリンク先の記事を:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%88!_%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%88!!_%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%88!!!_%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%8D

ただ現在のそれの味のほうはそれほど大騒ぎするほどのものではなく、「ワイン作家のジョー・バスティアニッチは、トスカーナワインとヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノを引き合いに出し、「グラスの中に今あるものより歴史の方に説得力がある」と評している」というウィキの解説文がうまく表現している。

ワインに詳しいわけではないので特別仕様のものがあるのか、ちょっとわからない。でも、そのへんにあるショップで見る限り安ワインの部類に属すようだ。決して不味いわけではないが自分のテイスト的にはちょっと酸味が強すぎる気がする。

話のネタになる分、ワインそのものとは別のオイシさがついてくる一本ではある。

それにしてもここ数日ですっかり朝夕が涼しくなってそろそろビール、白ワインより赤ワインが美味しく感じる季節になってきた。