Chiezaru’s diary

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Day 20 - つれづれ雑記、 ハプニング後日談


【 白鳥と湖 】 - ミュンヘン郊外シュタンベルグ湖、ドイツ
- Olympus PEN E-PL1+M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6
(2011年9月撮影。再掲載。見た目は優雅なのだけど、近づくと鳴きながら威嚇されてなにやら荒々しい性格の白鳥君だった。)

昨日の職場の事件もあのあと大きなこじれは見せず収束してなんとか一件落着。
結局、上の階の部屋に泊まっていたオーストラリア人の青年グループの一人が酔っ払って寝ぼけて?下の階まで下りて事に及んだことが廊下の監視カメラの映像から判明した。

ひょっとするとこの青年の家は二階にベッドルームがあり、階下にトイレのある構造なのかもしれない。

鍵を持っていない人間がどうして自分の泊まっていない部屋に入れたのか、どうも、中の誰かがドアを完全に閉めなかったらしい。

ともかく、7人グループの1人で、あとの6人は何が起こったのかを知るにおよんで、自分たちの友人の奇行に厭きれて辟易するばかり。実質被害が出たことで、その弁償、あと二日残っていた予約もキャンセル、チェックアウトしてもらうことで話がついた。

こちらとしてはグループのリーダーにあたる青年が非常に物分りの良い好人物で、非常に助かった次第。
問題がそれ以上複雑にならずに済んだ。

カルロ君曰く、レセプションでキャンセル二日分の返金をして出て行ってもらう際に、彼らに今夜の宿を探すのに近くに心当たりがないかと聞かれたときに、7人でかと尋ねたところ、いや・・6人。と答えたのだとか。

粗相をした本人は翌日朝遅くに起きてレセプションで説明されてやっと自分が何をしたか明確に思い出したらしく、極めて恐縮していたらしい。ま、廊下でズボンを下ろして、しゃがみこんで用を足すシーンが全て録画されている日には、当分自己嫌悪に苛まれて仕様の無いことかと思う。

この話には実はもう一人、影の被害者がいて、その人は少し前から事の起きた部屋に泊まっていた別の青年。
ただ膝を怪我をしたために、前日からベッドだけはキープして、当人は近くの病院に入院していて、当日は部屋にいなかった。

なのだが、ひとベッドの空白を除いて全て埋まっていた8人部屋、7人がその場で話し合って各々の疑いが晴れた場合、残された現場を想定するに、最終容疑者はそこに不在だった一人・・。

その部屋に泊まっていたお客さんから話を聞いたアラン君も、たまたまほかのスタッフのシフトをカヴァーしていて、ゲストの一人が病院にいることを知らなかったために、翌朝、当人が病院からレセプションに電話をしてきて、残念だけれど手術することになったから、申し訳ないがチェックアウトしたい。歩けないので出来ればスタッフの誰かが部屋の荷物をこちらに運んでくれると助かるのだけど、それは可能だろうかと頼んできた矢先、汚物処理をしなければならなかったやるせなさも手伝ったのだろう、相手が何処にいるのか見当もつけず「ノー、あんた何処にいるんだ、ウ○コしただろ、とりあえずこっちに戻ってこい。」(会話英語なので意訳)と言い放ってしまった・・。

電話を掛けたほうは何がなんだか訳が分からなかっただろうと想像する。

そのあとしばらくして事情を知っているカルロ君が出勤、病院のお客さんと再び電話で話して事情を説明した。

事実確認が行われて、アラン君は早とちりして非常に申し訳なかったと反省、もう一人のスタッフが部屋にいた他の7人に濡れ衣を説明して嫌疑を晴らし、病院に荷物を届けた際に、お客さんにはその説明をした旨を報告して、一応解決した。

さまざまな立場で気の毒な人の多い一日だった。

8月19日の状況メモ:
朝起きぬけの体重:62.80kg (体脂肪率16.20%)
ランニング直後の乾燥体重:休筋日につき計測なし
運動:休筋日
飲酒:なし