Chiezaru’s diary

字を書くときはChiezaruで写真を撮るときはMeta_Monkey

紫蘇之発育記-其之四 - しそにオーヴァーラップする国力趨勢というか


【 瀕死なしそとタフなしそ 】
Olympus PEN E-PM2 + Panasonic lumix 20mm f1.7

昨日の日曜日。
昼ちょっと前にヴェランダのしそのプランターをチェックしたところ、青ちりめんしそがへなへなになっているの発見。

直射日光が当たり床から熱反射もあってか人間で言うならば、まさしく熱中症の様相を呈している。

放っておくと、ちょっとまずい感じが漂っていたので急いでプランターをヴェランダの仕切りガラス越しへ移動させて水をやったところ、なんとか間に合った様子で一時間ほどで瀕死の状態から復活した。(復活しだすと葉もしゃきっと広がり直して、あっという間に元気になった。植物ってすごいなと小さな感銘を受ける。)

それにしてもサイド・バイ・サイドで置いて同じように育てているのにどうも青ちりめんしそのプランターには波乱が多い。

それにしても、鳩に襲われたのは運が悪かったとして、そのあと個体密度が減って風通しよくなったプランターで育っている青ちりめんしそたちが貧弱なのはどういうものだろうか。首をひねる。

いまさらになって、そういえばと、種の袋の裏に書いてあった種の原産地を思い出す。

青ちりめんしそは国産、大葉しそは中国産だった。

彼女と種を撒いたときに、中国産の種ってちゃんと芽がでるのかね?などと冗談を言ったのを覚えている。

実際に育ってきてみると・・。まったく的外れな事を発言だった。

実情をみると、どうも青ちりめんしその方は明らかに虚弱体質だ。

芽の出た数、育つ速度、密集しているにもかかわらず一本一本の力強さ。
生命力では中国産大葉しそに軍配が上がる。
食べてみると風味が強いのも大葉のほう。

なんだかな、最近の日本と中国の力関係を見ているみたいでちょっと・・。

そこはかとなくメゲる。

しそたちにはなんの罪もないのだけど。(元気に育っている大葉しそにとって見ればとんでもない言いがかりだ・・。確かに・・。)

青ちりめんしそのこれからの伸びにも期待したい。
数は少なくとも、きっとより柔らかく繊細な風味をかもす葉に育ってくれることだろう。

へろへろの青ちりめんしそ↓

同じ状況でぜんぜん平気な大葉しそ・・↓

紫蘇シリーズ過去ログ:
「紫蘇的抱負」(2013-04-02) http://d.hatena.ne.jp/Chiezaru/20130402/1364888028
「棒三本抹殺と紫蘇之発芽」(2013-04-15) http://d.hatena.ne.jp/Chiezaru/20130415/1366010471
「紫蘇之発育記-其之壱」(2013-05-01) http://d.hatena.ne.jp/Chiezaru/20130501/1367392266
「紫蘇之発育記-其之弐 - 受難」(2013-05-24) http://d.hatena.ne.jp/Chiezaru/20130524/1369380445
「紫蘇之発育記-其之参 - 無難」(2013-06-07) http://d.hatena.ne.jp/Chiezaru/20130607/1370589386