Chiezaru’s diary

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お酒戯言


【 Cocktail del cielo (カクテル・デル・チィェロ=空のカクテル) 】- イタリア、ペルージャにて
Olympus PEN E-PM2 + Panasonic lumix 20mm f1.7

ペルージャで開発したカクテル。

「Cocktail del cielo(空のカクテル)」の作り方。

イタリアならプロセッコ、フランスならシャンパン等のスパークリング白ワインを用意します。
好みによってはガスの入っていない色の薄い白ワインでも可。(その代わり爽やか感が少し減ります。)
発泡ワインの場合、通常グラスはフルート系の形体がお勧めですがこのカクテルの場合、視覚の楽しみを増幅させるためそれよりは少し大きめ、小ぶりな白ワイン用のグラスを使います。

青空を用意します。できればふわふわ系綿雲も一緒にオーダーしておくと膨らみがでて味わいがワンランク増します。

泡が出過ぎないように注意してプロセッコをやさしくグラスの中に注ぎます。

空に乾杯する要領でグラスを掲げます。

掲げ方で空の機嫌を上手に取ることが大切。

出来上がったら一度深呼吸してからゆっくりとお楽しみください。

隠し味にそよ風も同時発注しておいて、口がグラスの縁につくかつかないかというタイミングで届くようにオーガナイズしておくとなんともいえぬ風味を添えてくれます。

このカクテルの難しいところはバーテンさんの力よりも飲み手の手腕が求められところ。この仕事をいかに自然にさりげなくやってのけて完成させるのか、力量の差が出るところです。

デートの際はその手際によってそのあとの印象の大きく変わるカクテルでもあります、心してお作りください(笑)。

ポイント:ワインが冷えすぎているとグラスが曇るので注意が必要。

アレンジ:青空の代わりに夕焼け空で作る場合オレンジ感がロマンチックさを演出してくれることでしょう。

と、戯言はこれくらいにして、お酒の話をしていたら思い出したすごく美味しいカクテルを出してくれるお店。

京都ロイヤルホテル&スパ内にあるラウンジバー「ヘイヴン」
2月に帰国したときにここでカクテルを飲んだらすごく美味しかった。
ハッピーアワーがあって17-19時は半額で飲み物が愉しめる。
リンク:http://www.ishinhotels.com/kyoto-royal/jp/restaurant/restaurant_02.html


【 マティーニ 】(バーテンさんの腕と哲学がもろに出る。)- ラウンジバー「ヘイヴン」、京都にて
Olympus PEN E-PM2 + Panasonic lumix 20mm f1.7

P.S.ここのバーテンさんがまた渋みと落ち着きのあるすごく良い味を出していて、話してみるとお酒に関する知識と考え方がとても面白い。バーテンさんがあまり忙しそうにしていないようだったら、マティーニを頼んで飲む前に中に入っているオリーヴはいつ食べるのか聞いてみると、良いバーテンダーというのは同じカクテルを作るのにもそれぞれアプローチが違うんだなということが良くわかる。

次回京都を訪れる際は外せないお気に入りのバー。