小旅行メモ - 1
【 ペルージャの風景 】- ペルージャ、イタリア
Olympus PEN E-PM2 + Panasonic lumix 20mm f1.7 (パノラマ合成)
(高台の町ペルージャ。ここからの風景を広角レンズで写真に収めようと思っていたのに・・。)
読み方は「しょうりょこう」ではなく「こりょこう」で。自分の語感ではそのほうが一泊二日のコンパクトな感じが強まる気がする。(理由はそれだけ。)
昨日の月曜日は日曜の休みに引っ掛けて有給を。
先日の誕生日に彼女が小旅行をプレゼントしてくれたので中部イタリア、ウンブリア州の州都ペルージャに行ってきた。
週末から今週前半の天気は予報では微妙だったが、帰る直前少し降られたのを除けば太陽に恵まれた。
今回の旅行では大ボケを三つやらかした。
1、ペルージャ。以前に訪れた同ウンブリア州のアッシジ同様高台にある古い都市ゆえ、そこからのパノラマはすばらしい。
写真的には超広角レンズ(7-14 F4)の面目躍如たるシチュエーションだったのが、ホテルについてPEN E-PM2についていた20mm f1.7と取り替えようとカメラバッグからレンズ袋を引っ張り出してみると思っていたよりも重い。
う・・。手が止まって嫌な予感が通り過ぎる。
・・案の序、中から顔をのぞかせたのは(フォーサーズ・マウントのほうの)ズミ25mm・・。
キミ(ズミ25mm)はここで何をしてるねん・・。
とつぶやいたかつぶやいていないか覚えてもいないが、すごいショックだった。
てっきりパナ7-14 F4が入っているとたかをくくっていた。
PENにマウントするためのマイクロ・フォーサーズ用アダプターは持ってきていない。ズミ君には悪いが今回は無用の長物・・(持ち歩くと重いのでこの後はホテルの部屋の金庫で寝ていてもらった。)。
もう一台、バッグに入っているのはCanon 5D・・。
あばれはっちゃくのオヤジの「父ちゃん情けなくて涙でてくらぁ!」が頭のなかでリフレインする。
広角と室内の料理撮りはPENで7-14mm F4と20mm F1.7のパナソニックレンズコンビでそぞろ歩き中は望遠側に特化した組み合わせ、5DとCanon 70-200mm F4L、暗くなってきたら Sigma 85mm F1.4のプランだったので、7-14を忘れたとなると広角側は完全に終わったという状態に陥ってしまう。(実際にそうなったわけだが・・。)
自分の馬鹿さ加減にしばらく閉口していたが、
ヘマ続投。
大ボケ2、ホテルから出て日中のピーカンの下、5D+70-200でパシャパシャと撮り始めて約一時間ほど経って、ふと設定を見るとISOの値が1600・・。
・・。どうもシャッタースピードが速いような気はしていたのだが・・。(そういえば前回、夜使ったときに高感度を試してみたのだった。設定の戻し忘れ・・。)何なんだ今日は・・。凹む。
やれやれと気を取り直して設定を戻した。
大ボケ3、その後は大きな失敗もなく無事に帰宅したのだが、着いてみると家の鍵がどこにもない・・。彼女の方の鍵があったのでアパートに入るのは問題なかったものの、これもショック。
ホテルの部屋を出るときいつものように一通り忘れ物がないかチェックしたつもりだったが・・。
持って行ったカバン、カメラバッグ、服のポケット、全てよく調べたが見つからず。
最後の頼み。ホテルに電話してみると。
・・あった。よかった。
部屋のどこに忘れたの全く覚えていないがハウスキーピングのスタッフが見つけてくれた様子。住所をメールで送れば送り返してくれるそうだ。
ほっと一安心。
さて、広角写真。レンズがないのならしょうがない。作戦変更。20mmで数枚撮ったものをPCでパノラマ合成してお茶を濁すことにした。