サンデー・クッキング - Chiezaru’s diary

【ブッラータ・プリエーゼ、アンチョヴィ添え】- Olympus PEN E-PL7 + Panasonic Lumix G 20mm f1.7

9月19日（月）、ローマ。晴れ。

ベッドのなかで外の雨音が聞こえていて今朝は予報通り天気が悪そうだと思って出勤時に家を出ると空は綺麗に晴れていた。

風で入れ替えられて、雨で洗われた空気は清潔で冷たくてカチッとしている。
季節も秋にシフトチェンジした。
自分も含め街を歩く人も今朝は長袖のひとがほとんどになった。

昨日の日曜日は彼女と休みが重なったこともあってゆっくり過ごしなら家のことをこまごと。
午後の早い時間に掃除をしながら、この間シチリアで買ってきた白ワインに合う料理はなにがいいだろうなどと考えていたら、いくつかアイデアが浮かんで、夕方買い物にいって材料を見繕ってつくってみた。

なので今日はシチリアで撮ったスナップは休みにして、昨日した簡単料理の日記に変更。

ワインがフルーティーでフローラルなフレッシュなものだったのでアンティパスト（前菜）系のものを三品。

以下スーパーで調達してきた食材。
今まで見たことがなかったトマト↓
ポモドーロ・フォンダネッロ（Pomodoro Fondanello）。ポモドーロはトマトという意味なのでフォンダネッロ・トマトというもの。

Olympus PEN E-PL7 + Panasonic Lumix G 20mm f1.7

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この状態で売っているくらいだから、緑のまま食するのだろうと試してみたところ、味はのほうは、酸味のある若いトマト（・・見た目そのまま）。シャキシャキした食感でピーマンとトマトの間的な食べ物というと通じるかと思う。
中もしっかり緑色↓

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安売りしていたズッキーニの花↓

Olympus PEN E-PL7 + Panasonic Lumix G 20mm f1.7

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ブッラータ・プリエーゼ（Burrata Pugliese）、イタリアの地図でいうと踵のところ、南伊プーリア州特産のブッラータというフレッシュチーズ↓

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包装から出して持ち上げるとこんな感じ。なかはチーズというよりはミルクに近い半固形半液体。イタリア語でブッロ（Burro）というとバターの意味なのでそのあたりに因んだ名前ではないかと思われる。↓

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定番的にトマトとバジリコとニンニク↓

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これらの食材をビールなど飲みながら準備。
クラフトビール↓

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軽く乳酸菌の香りがあって爽やかで飲みやすかった。

ズッキーニの花は中の雌しべを取り除いてから、細かく切って水分をペーパータオルで抜いたモッツァレッラチーズとアンチョヴィをつめてオーヴン焼きに。通常これは衣をつけて揚げるのが普通だけれどうちではオーヴンでさっぱりと↓

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オーヴンから出して上から黒胡椒ご振り掛けて出来上がり↓

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トマトとバジルは刻んで、ニンニク片と一緒に塩とエキストラヴァージンで和えてサラダに↓

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ブッラータ・プリエーゼには先ほどの緑トマトとアンチョヴィを添えて↓

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ワインを抜栓。今回はTerre Siciliane IGT Leone d'Almerita Regaleali Tasca d'Almerita 2015（テッレ・シチリアーネIGT、レオーネ・ディ・アルメリータ2015、レガレアーリ、タスカ・ダルメリータ）↓

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このワインわざわざシチリアから買って（重い思いをしてフライトのチェックイン・ラゲッジ用に慎重に包装して）帰ってきたのにいつも行くスーパーにも売っていたのを見て、ちょっとガクッときた。

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ブッラータの中身はこんな感じでトロッとしている。こってりした舌触りのミルク感は確かにバターを想起させる。アンチョヴィとこのチーズを一緒に食べるというのはレストランで知った食べ方。この組み合わせは、初めてのときはちょっとどうかな？思ったけれど、一口食べてからすっかり好物になった。絶妙なコンビネーション。フレッシュな白やロゼワインとはよく合う。

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リラックスした日曜日にはよい感じのディナーになった。

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料理は楽しい。