近況雑記
【 野菜カゴ 】
Olympus E-5 + Olympus Zuiko 50-200mm f/2.8-3.5 ED SWD
さて、今日は土曜日。イヴェントごとが多かったせいかあっという間に週末になった感じ。
よく食べ、よく飲み、よく話した楽しいウィークデーだったが、昨日まで天気が悪かったのも口実に丸一週間まったく運動をしていない。すっかり怠けてしまった。
今日から気を取り直して「日常」に戻したい。
今読んでいる本は前回と同じ単行本のサンテグジュペリ著、堀口大學訳の『夜間飛行』。でも「夜間飛行」は読み終わり収められているもう一作『南方郵便気』に入っている。
この本は引越しの荷造りの最中に出てきてカヴァーもなくあちこちページが折れた上に縁がところどころ黄ばんでさえいる。
でもこの一冊は身近に置いて時々手にとって読みかえす愛読書になりそうだ。
映画も数本。感想を書く時間がないのでそれはいつか気が向いたときにするとして、今は備忘録としてリストだけ。
ヴィム・ヴェンダース監督『リスボン物語(Lisbon Story)』独葡、1995年。(久しぶりに観たがやはり大好きだ。)
今年の新作ながらスクリーンで観るには少し薹が立ってしまった感もあるがウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズ(+ジョシュ・ブローリン)のコンビがご機嫌の『メン・イン・ブラック3』
それから・・あと一本何か観たはず・・度忘れしてでてこない。(う、備忘録になってない・・)
音楽をほとんど聴かない自分が当時『リスボン物語』をみてからマドレデウスの魅力にとりつかれた。
アコースティックなサウンドとレトロな音律。そしてヴォーカルのテレーザの声。
高音がかすれ出すあたりに切なさと母性的甘さのようなものが漂う。少しもの寂しくも守られるような安堵感がある。
マドレデウスはポルトガル語、英訳するとMother of God。つまり神の母の意。
彼らが初期に活動していたリスボン東部の地区「Madre de Deus」がその由来らしい。
『メン・イン・ブラック3』も「ちょっといい話的」なストーリーで、良いことがあった日にほろ酔いで観たら、あともう少し幸せな気持ちになれる、そんな一作。