Chiezaru’s diary

字を書くときはChiezaruで写真を撮るときはMeta_Monkey

徒然雑感


【 雲と朝陽 】
Olympus E-5 + Olympus Zuiko ED 50mm F2.0 Macro
(先日出勤時に家からバス停に歩いているときに。目の前に広がっていた空が印象的だったの立ち止まってカメラを取り出して。珍しく良いタイミングでカメラを持っていた。日常生活中、あ、これはちょっと撮っておきたいなというシーンには大体撮影機材を持っていない時に出会う。ケータイでは写真は撮らない。)

今朝起きて窓の外を見ると夜間に雨が降った様子。家を出るときは厚い雲が空に浮いているものの隙間から光が射していた。
オフィスについて少ししたら陽光はすっかり灰色の空の向こう側に隠されてしまった。予報どおり崩れそう。ランニングの用意はせず、防水のティンバーランドのブーツを履いてきて正解だったようだ。

昨晩寝しなにグラッパをちびちびやりながら『贖いの日』(フェイ・ケラーマン著 高橋恭美子訳)を読了。
そこそこ厚い単行本だったけれど、さらさら読めてしまったのは著者と訳者の腕の良さだろう。ストーリー顛末はそれなりにスリリングだった。
でもこの本でいちばん面白かったのはユダヤ人の生活基本概念が描かれていることだ。ユダヤ人社会にある、口には出されない決まり事、暗黙の了解は、日本人が持っているそれに似ている。その切迫力と拘束力の違いはかなり大きいけれど。