Chiezaru’s diary

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サボテンの実のリキュール


【 サボテンの実のリキュール 】
Olympus PEN E-PM1 + Panasonic lumix 20mm f1.7

久しぶりにお酒のことなど。

先日ナポリから友人のアルフレッドが家族で来たときにお土産で持ってきてくれた一本、シチリア産 Liquore al fico d'india:リクオーレ・アル・フィーコ・ディ・インディア(サボテンの実のリキュール)。
(Fico d'indiaは逐語訳すると「インドのイチジク」という意味。面白いネーミング。)

サボテンの実。食べると甘いのでカテゴリーは果物の部類の入れてよいのだとおもう。日本ではあまり馴染みのない食べ物かもしれないが、イタリアではそれほど珍しいものではない。
食べたことは何度かあるけれどその酒があるのは知らなかった。

味のほうはというと決して不味くはないのだけれど、個人的にあまり好きな食べ物ではない。
とういうのは中に種がたくさん入っていて食べづらいから。
アケビの実を食べる感覚に似ているかもしれない。
中に無数にある種は硬く、気にせずそのままボリボリ咀嚼する気にもならない。(ときどき平気で食べている人もいるけれど)。

さてリキュールのほう。
昨日開けてみた。アルコール度は25%。イタリアでよく知られるレモンのリキュール「リモンチェッロ」と同じような度数。

グラスに注いで香りをかいでみると黒糖に良く似ている。一口舐めてみると非常に甘い。味は黒糖。と言ったのでは身も蓋も無いのでもう少し他に似たものを思い起こすと、そうえば紹興酒の味に酷似している。

濃い紹興酒といった感じ。

ストレートで飲んでいるとサボテンの実の味を髣髴とさせるものは全くない。
さすがに甘すぎるのでスパークリングワインで割ってみたら悪くない感じになった。
試していないが、トニックウォーターが合うかもしれないと思った。

昨日は実験的に「そのもの」の味をもう少し確かめるために、ミネラルウォーターで5倍くらいに希釈して味をみたら、うん、ちゃんとサボテンの実の風味がした。

面白いものをくれたアルフレッドに感謝。

ちなみに同氏はナポリでホステルを経営している。とても日本人にフレンドリーな人でもある。

ナポリで安く良い宿をお探しの方にはおすすめ。
一応リンクを

ホステル・マンチーニ
http://www.hostelpensionemancini.com/jp/Default.aspx
(サイトの日本語訳をしたのは実は自分だったりする。ボソ)

有名なピッツェリア「ダ・ミケーレ」(自分はまだ行ったことがない・・)もすぐ近くだし、「ダ・ミケーレ」の道を挟んだほぼ正面にある「トリアノン」(前回行ったとき「ダ・ミケーレ」が休みでこちらに行った)というお店もとても美味しい。

裏ラベル↓