ナポリピッツァのことなど
【 ナポリ・ピッツァ 】- L' Antica Pizzeria da Michele(アンティーカ・ピッツェリア、ダ・ミケーレ)、ナポリ。
Olympus PEN E-PM1 + Panasonic lumix 20mm f1.7
(手前:ピッツァ・マリナーラ、奥:モッツァレッラダブルのマルゲリータ。)
土曜の夕方にローマを出発。
ナポリ滞在時間24時間弱の小旅行だったが友人アルフレッドと奥さん、子供たちの温かい歓迎を受けて内容の濃い愉しい時間を過ごすことができた。
まず今回の旅行のテーマ「 L' Antica Pizzeria da Michele(アンティーカ・ピッツェリア、ダ・ミケーレ)でピッツァを」食べたことから。
お店自体はそれほど大きくないのだが、ナポリ・ピッツァといえば、ダ・ミケーレと代名詞的に有名なピッツェリアだけにディナーの時間にかち合ってしまうと行列が後を絶たない。
待ち時間短縮のために列の付き出す時間帯を避け夜7時前に到着。
晩御飯(それも週末の)を7時というのはイタリアにしてはかなり早め。
それでも満席で15分ほどは待った。
アルフレッドと家族、彼女と自分の6人で。
中に入ると席についてすぐ注文。メニューにはマルゲリータ(トマトソースにモッツァレッラチーズ、バジリコ)とマリナーラ(トマトソースにオレガノ、ニンニクの薄切りが少し)しかない。ピッツァの二種類だけ。アンティパストの揚げ物もなければデザートのティラミスも無い。二択なのですぐ決まる。
みんなはマルゲリータ。自分はマリナーラ。チーズ狂の彼女はモッツァレッラをダブルで。
とりあえず大人はビール、子供はコーラなど頼んで、飲み物が来たと思ったらピッツァもすぐ続いて焼きあがってきた。非常に早い。
出てきたピッツァは巨大。
直径で30センチは超えているのではないだろうか。完全に皿からはみ出している。
イタリアのピッツァはだいたい結構な大きさで出てくるが、ここのは多分今まで見た中でも最大級だ。
忘れずに写真を撮り食べてみると薪窯の火力でこげ具合が絶妙。香ばしい。
ローマのそれとは違いぱりぱり感はなくもっちりとしている。
最初の見た目では大きすぎると思うものの縁の部分を少し残してすっかり平らげてしまった。満腹。でもそのあと全く胃にもたれないことが素晴らしい。
店を出て少し歩いたらすっかりこなれてしまった。シンプルでよい素材のなせる業だ。
それにしてもこれが一枚4ユーロ(400円強)。ちょっと信じられない。
(ダ・ミケーレ恵比寿店は材料を全て現地から取り寄せていて同じ味を出しているというが値段は四倍。同じものを東京店で食べると1500−1800円するようだ。)
ナポリ、食天国。
L' Antica Pizzeria da Michele(アンティーカ・ピッツェリア、ダ・ミケーレ)のサイトはこちら: http://damichele.net/