クッキング

【 私風冷製サラダうどん 】
Olympus PEN E-PL1 + Panasonic lumix 20mm f1.7
（出来上がり）

時々言うけれど、ローマという都市はでっかい田舎のようなところだ。
ロンドンやパリのようなコスモポリタンではない。

（一応）先進国の首都にあって、日本語の本を売っている本屋も無く、日本食食材は中国、韓国食品店から手に入るが高いうえに選択肢が狭い。

一般的なイタリア人は日本食といえばスシ（知っていてテンプラ、スキヤキ）以外のものは殆ど知らない。

和食レストランに行けばもちろんソバやらウドンやらも注文できる、が、これまた馬鹿らしいくらい高い。

ラーメンなど出す店もあるが出てくるとソバツユだったりする。

なので自分で作るほうが手っ取り早く、安く、美味しい。

先週は彼女の友人が来ていてイタリアンが続いていたので、日曜日はサラリとしたものが食べたくなり、ちょうどこの前買ってきた真空パックの生うどんがストックにあったのを思い出す。

最近は暑くなって来たことだし、冷やしサラダうどんを作ることに。

鍋に水を入れて火にかける。
さすがにダシをとるほど鰹節が家にないから、これはホンダシでをつかう。
もう一味、旨味を出すために乾燥ポルチーニ茸もいれ、醤油と砂糖少々（調味酒の代わりに白ワインも少し）で味を調え汁作り。

同時進行で別の手鍋でゆで卵も。

お湯を沸かす間に野菜を切り、わかめを水で戻しトッピングの準備。

出来上がったダシ汁を冷ましている間にウドンを茹で、時間の来たところでザルにあけ水にさらして冷やし、ガラス製のどんぶりに。
ウドンを入れ汁を掛け、野菜（ルッコラ、ニンジン、トマト、セロリ）、わかめ、卵を載せて完成。

思いつきで作った割には良く出来た。

料理は楽しい。

ところで日本食には全く油を使わずに作れるレシピが多くて良い。