ふと思う
【 門 】
Olympus E-30 + Olympus Zuiko Digital 12-60mm f/2.8-4 ED SWD
時事のネタ。
フィレンツェでダ・ヴィンチの「モナ・リザ」のモデルとなった人を特定するために遺体発掘が行われているという記事に興味を引かれて、フォローしているのだが。
【「モナリザ」のモデルを特定する発掘作業が進行中、イタリア】
http://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2799532/7200567
なるほど確かに多くの人が知りたいのだろう。
でも永眠している人を掘り起こして、あれこれといじるのどうかと思ってしまう。
「フィレンツェ(Florence)中心部にあるサントルソラ(Sant'Orsola)修道院では、ゲラルディーニの遺骨発掘作業が行われている。」というが教会がOKを出した言うのもどんなものだろう。
もし掘り起こした人が別人だったらどうするのか。
埋め戻して終わりなのか。
仮に遺体がその人だったとしても、当人にしてみれば迷惑千万なはなしだ。
もし自分だったら御免蒙りたい。
科学の旗の下に死者への畏敬を忘れ(もしくは無視し)た功名心が裏側に見え隠れするような気がする。気のせいだろうか。
永遠のミステリーにしておけばいいのにとふと思う。