Chiezaru’s diary

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イタロに乗ってみた


【 高速列車 Italo(イタロ) 】
Olympus E-5 + Olympus Zuiko Digital 12-60mm f/2.8-4 ED SWD

(終点のナポリ中央駅で降りたときに。逆光で車体の色がいまひとつ上手く出なかった・・。)

自分が運転しないという条件下(イタリアにいる間に日本の普通自動車と中型二輪の免許が失効してしまって久しいので現在自分で運転できない・・)で旅行をするときに好きな乗り物を挙げると一番が電車、次に飛行機、それから自家用車、最後がバス。

長距離を移動するときに高速鉄道に乗る快適さは飛行機のビジネスクラス以上でなければまず味わえないと思う。(飛行機は年に何度か利用するがにエコノミーにしか乗ったことがない。)

ということで先日の出張は一度試してみたかった新鋭高速列車Italoでナポリまで。
Italoはイタリアの国鉄運営ではなく、ローマでの停車は(テルミニ駅ではなく)最近リニューアルの終わった(いや正確にはまだ終わっていないのだが・・)ティブルティーナ駅になる。テルミニとティブルティーナは地下鉄でつなっがっていて四駅しか離れていないので別に不便ではない。

新しいローマ市のハブとして大改装の行われたティブルティーナ駅は文字通り巨大なのだが、構内の設備の配備が終わっていないので、人がまばらで伽藍堂を思わせる。たぶんに日曜日の朝だったせいもあるかと思うが。

イタロはローマ、ナポリ間の200キロをほぼ一時間きっかりで走り、チケットはオンラインでも購入可能。同時に席を選べるので非常に便利。
値段も一番安いサーヴィスで30ユーロ(三千円強)。

乗ってみた感想は非常に良い。ユーロスターにも似ているが、トイレなどはイタロのほうがずっと清潔。シートもスペースにゆとりがって快適。コンセントもついているのでラップトップコンピューターや携帯電話なども充電しながら使える。車内無線LANも無料で使えた。(利用するためには最初にWIFIをつなげて出てきたページにユーザーネームとパスワードを入れる必要がある。パスワードの取得には最初のページに自分の携帯の番号を入力する。そうするとSMSで送られてくる。)

気になる揺れ、騒音もなく最高時速300キロで運行していた。

現在イタロがカヴァーしている目的地は南から北の順だとサレルノ、ナポリ、ローマ、フィレンツェ、ボローニャ、パドヴァ、ヴェネツィア、ミラノ。

イタリア縦断の旅行の際に使ってみるといいかもしれないとさりげなくお勧めしたい。

イタロのサイト(現在イタリア語と英語のみ):
http://www.italotreno.it


車内も↓


(イタロ車内)
Olympus PEN E-PM1 + Panasonic Lumix G Vario 7-14mm F4 ASPH


(イタロ車内)
Olympus PEN E-PM1 + Panasonic Lumix G Vario 7-14mm F4 ASPH


(イタロ車内。時速300キロで運行)
>Olympus E-5 + Olympus Zuiko Digital 12-60mm f/2.8-4 ED SWD


(近年リニューアルしたローマ、ティブルティーナ駅)
Olympus PEN E-PM1 + Panasonic Lumix G Vario 7-14mm F4 ASPH