Chiezaru’s diary

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Day 27 - 咀嚼閑話


【 かもとボート 】 - テヴェレ川、ローマ - Olympus E-5 + Olympus Zuiko 50-200mm f/2.8-3.5 ED SWD
(2011年10月撮影)

昼間の暑さが少し戻っている。昨日は午後からオフィスのクーラーをオンにした。
今週の残りも最高気温は30℃超でピークは終えてもまだもう少し夏の余韻は残りそう。
ただ、朝晩はすっかり過ごし易くなっている。理想的な陽気。

まったく脈絡無く食べることについて。
昨晩、玄米おにぎりを食べながらふと思い立ったので備忘録的に。
若いときはけっこう早食いのほうだったのだけれどこの10年ほどはよく噛んで食べるようになっている。

きっかけになったのは歯を一本抜いたこと。
今も上顎右、後ろから三本目のところは不在で一本分隙間が開いている。

当時、歯が一本無いだけで消化器系に負担がかかるようになったのに気づいて意識してよく噛むようになったのが始まり。

だいたい何を食べるときも100回噛むことを前提としている。

それはやりすぎでしょ、と思われるかもしれないけれど、それはあくまでも指標で、試してみると分かるのだけれど、たいていのものは意識して100回咀嚼するとつもりでも、途中自然に嚥下されて口の中からなくなっていく。
100回を頭に入れておいて習慣化すると、口に入れるものの硬さやテクスチャーによって、自動的に最適な回数を噛むようになるので、一度慣れてしまえば気にならなくなる。(慣れるまでには少し時間がかかる。)

どうしてこういうことを日記に書き始めたかというと、玄米おにぎりが発端。
8月中、晩餐に一日一個食べ続けている比較的柔らか目に炊いた玄米のおにぎり。
月の始め、これを食べると妙に顎が疲れるなぁと無意識的に思っていて、昨晩、ふと、コイツを食べるとやたら噛んでいる時間がかかるけど、実際何回噛んでいるんだろうと、頭の中でひとつの実際的な疑問として浮かんできたので数えてみることに。

もぐもぐと自然に口の中から無くなるまでの咀嚼回数。

一個を食べるのに五口。つまり五回のサイクル。

結果は、平均をだしてみると一口終えるのにほぼ250回。
ということは一個食べ終わるのに1250回。
一回噛む動作に一秒はかからないにしても、食べ終わるまでの所要時間15分弱かかった。

と、まぁそれだけの話。

どうでもいい話なのだけど、噛むことが当たり前のことになってしまうと、今度は噛まずに飲み込むことにものすごく違和感を感じるようになる。

その流れで所謂、のど越しを楽しむ食べ物に対して「かまえる」ようになってしまった。
ラーメン、そば等々の汁に入った麺類がそれで、時間が経つと伸びてしまうので、この手の食べ物は噛む速度を上げて対応することになり、どうも不自然。

そんなわけで自分のなかでは、汁に浸かった麺類は消化によろしくない食べ物のカテゴリーに入っている。

ちなみに、もともと胃腸が強くないのだけれど、よく噛んで食べるようになって以来、胃の不調はほとんどなくなっている。

咀嚼つれづれ。


8月26日の状況メモ:
朝起きぬけの体重:61.80kg (体脂肪率16.20%)
ランニング直後の乾燥体重:休筋日につき計測なし
運動:休筋日
飲酒:なし