Chiezaru’s diary

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トスカーナ紀行 - 4 (晩餐)


【 ブルスケッタの盛り合わせ、トスカーナ風 】 - San Gimignano:サン・ジミニャーノ、イタリア
Sony RX1R
(トマト、レヴァーのパテ、ラード、マメとベーコンのトッピング。書いた順序で食べて行くのを勧められた。こういうのは寿司屋っぽい感覚。)

ヴォルテッラから戻り、翌日はすでに出発、サン・ジミニャーノ最後の晩餐ということでちょっと良さげなところをホテルのレセプションとネットで情報収集。ホテルはオーナーさんの家族経営らしく女将さんがお客の対応に当たっている。
いつも親切でいろいろ情報をくれ、気配りも行き届いていて気持ちのよい滞在ができた。

一応ホテルの詳細を。(サン・ジミニャーノ中心から1kmほど離れているので車で行かないとちょっと不便かもしれません。)

Albergo Le Colline (アルベルゴ・レ・コッリーネ)
Le Colline Loc.Sovestro 32
San Gimignano (SI)
Tel:+39 0577/940225
日本語に訳すと「丘のホテル」というような意味合い。伊語Albergoは英訳するとHotel

オフィシャルサイト:
http://www.albergolecolline.com/eng/albergo.html
トリップアドヴァイザー:
http://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g187901-d237529-Reviews-Le_Colline-San_Gimignano_Tuscany.html
写真:

Olympus PEN E-PM2 + Panasonic Lumix G Vario 7-14mm F4 ASPH


Olympus PEN E-PM2 + Panasonic Lumix G Vario 7-14mm F4 ASPH


Olympus PEN E-PM2 + Panasonic Lumix G Vario 7-14mm F4 ASPH


Sony RX1R


Olympus PEN E-PM2 + Panasonic Lumix G Vario 7-14mm F4 ASPH

レストランはホテルのオーナーさんも勧めてくれてトリップアドヴァイザーでも評判のよい「Cum Quibus:クム・クイブス」へ。
予約をせずに行ったけれど運良くワンテーブル残っていて席に着くことができた。

このレストランは、料理、サーヴィスともに非常に質が高かったのでサン・ジミニャーノに行く方があればぜひお勧めしたい。

「Cum Quibus:クム・クイブス」
営業時間
昼12:00-15:00 / 夜19:00-22:00
火曜日定休(実際に訪れてみて判ったこととして、サン・ジミニャーノは火曜日が休みのレストランが標準的な様子。)
Via San Martino 17
53037 San Gimignano (SI), Italy
Tel. +39 0577 943199
http://www.cumquibus.it
http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g187901-d1403879-Reviews-Cum_Quibus-San_Gimignano_Tuscany.html

さて、ここでの晩餐を以下に。
(すべてSony RX1Rで撮影。高感度は最高値をISO3200で設定。ノイズはまったく気にならないレヴェル。本当に重宝するカメラ。)

まずはトスカーナの地ビールで乾杯してメニューを吟味↓

トスカーナ風ブルスケッタの盛り合わせ↓

肉を食べない彼女のほうは黒トリュフに徹することのことで。

黒トリュフのブルスケッタ↓

トスカーナ産リコッタチーズ入り目玉焼き、黒トリュフがけ↓

ワインもサン・ジミニャーノ産の赤を↓

このワインが非常に美味しかった。

抜いたコルクをこのようにホールドしてくれる↓

特別意味はないものの雰囲気が出て面白い。

サーヴィスで生ハムの黒トリュフがけも出してくれた。

味見でどうぞと嬉しいオファー。

アンティパスト(前菜)のあとはプリモ(パスタなど)を頼むと満腹になりすぎるのですぐにセコンド(メインディッシュ)へ。
店員の人と話して、飲んでいるワインとの相性も見て、勧めてくれたのは豚のレヴァー料理。
豚の肝臓?とちょっと驚いたけれどそれを試してみることに。

出てきた一皿、豚レヴァーのグリル、トスカーナ風↓


独特のレヴァーの臭みがあるけれど、自分も含めて好きな人にはたまらない味。
お皿の上に振ってある胡椒を少しつけて。外はカリッと中はパテのように滑らか。付け合せのほうれん草もまた絶妙な取り合わせ。

赤ワインとの相性がまた筆舌に尽くしがたいというか。ちょっとした幸福感といって良いくらいの絶品だった。

彼女はひたすらトリュフ料理に専念↓

(トリュフの下は卵料理)

お酒を飲むと基本的に甘いものはとらないのだけれど、お店の人と妙に打ち解けてしまって、自家製ティラミスと食後酒までサーヴィスしてくれた。

自家製ティラミス↓

ちょっと変わった食後酒↓


かなり甘い。材料を見るとLatte(=牛乳)、砂糖、アルコール、レモン、香料、水とある。度数は24度くらいでそれほど高くはなかったけれど、なんだか飲むヴァニラアイスみたいな感じだった。お酒でこういうのは初めて味わった。牛乳が入っているのに透明なのは不思議。

「Cum Quibus:クム・クイブス」正面。

結局店員さんたちと話しながら閉店時間まで。最後まで残っていた一組になってしまった。
値段のほうも思っていたよりもリーゾナブルで、いろいろな意味で満足のディナーだった。
いつかサン・ジミニャーノを再び訪れるときには、ここへは必ず戻りたいと思う。

次回はローマへ戻る前に寄った二軒のワイナリーのスナップをアップする予定です。