Chiezaru’s diary

字を書くときはChiezaruで写真を撮るときはMeta_Monkey

人間徒然


【 木立ち 】- ローマ
Olympus E-5 + Olympus Zuiko Digital 12-60mm f/2.8-4 ED SWD

タイトルの人間は「にんげん」と読むより「じんかん」と読んだほうが意図するところにニュアンスが近いかもしれない。

2年ほど前、職場のホステルにお客さんで訪れたミュージシャンの日本人の女性がいて、ローマに着く前、旅の途中いくつかトラブルが重なって少し困っていたのでサポートしたことがある。
名前は伏せるが、サックス奏者で日本ではこの一、二年で名前が広がっているのではないだろうか。彼女のブログをフォローしているとわかる。
読んでいると、持っている行動力に感嘆する。

今回友人と一緒にまたイタリアに来るということで、コンタクトしてきてくれたので昨日は仕事のあとにローカルなローマを見てもらおうと普通の観光とは一味違うツアー兼ディナーを企画してみた。

先日行ってなかなか面白かったEATALYから、トラステーヴェレの下町に出てローマ風ピッツァを食べ、場所を変えて時々行くエノテカに行ってワインなど飲みながらの歓談。

一緒に来ている二人の彼女の友人たちと共に愉しい時間を過ごすことができた。

友人の一人は日本人の男の人で自分よりもふた周りちょっと年上。
もう一人はエストニア人の女性で日本語を含め六カ国語を話す才女。
母国でジャパニーズレストランをだして成功しているビジネスレディーでもある。
女性二人はほぼ同じ年で自分よりも一周り下の年齢。

明日北へ向けて発つので、今日はまだローマにいて今晩も招待されたので昨日の続きの話などできたらいいなと思っている。

それにしても袖触れ合うも他生の縁というが、人のつながりの広がりというのは不思議なものだなと思う。ひょんなことからまったくの他人が自分の世界に属す人物になる。

人の間と書いて人間。

よくできた言葉だと思う。