ふざあぁ・・
【 天使像 】- ローマ国立博物館マッシモ宮
Olympus E-5 + Panasonic Leica D Summilux 25mm f/1.4
(首がないのはキリスト教の異教迫害の一環か。そういう意味ではキューピッドは殺されている。)
・・けんな!と口から出かかった言葉を飲み込む。(一人だったから、言っていたかもしれない。覚えていない。)
イタリアでは基本的に電気、ガス、電話などの支払いの請求は二ヶ月毎に来る。昨日届いたのは電気代。
いつもより封筒が厚いのでなんとなく嫌な予感がしたが、案の序請求額が478.84ユーロ(ほぼ5万円)。
通常は二ヶ月で80-110ユーロくらいの間。いつもの月よりも電気を余計に消費したという記憶はない。それどころか4月には10日ほど家を留守にしていたから、少なくなることはあれ、増えるというのはどう考えてもおかしい。
仕方がないので十数ページある電力消費量の詳細をチェックしていくと、2007年から支払った金額と今月の頭まで使った総電力量に当たる金額の差額が今度の請求に上乗せされている。
・・やれやれ。
いままで来た請求はすべて期限内にそこに示されたように払ってきた。
今更何の差額か。電気会社の不手際以外の何者でもない。
ぶつぶつ・・。
ただ、この国では良くあること。(この手の話は時々聞くが、まさか自分達の身の上に降りかかるとは思わなかった。)
一応カスタマーサーヴィスセンターに電話(なかなかつながらない上にどうせ礼儀をわきまえない無教養なオペレーターがでるはずだ)してみることはしてみる。
たぶんストレスだけ溜まって何の成果ももたらさないだろうけれど。
次のアパートの契約にいろいろ出てゆくこの時期に、この散財は痛い。
嗚呼イタリア・・。まったく。
厄年だ?冗談だろ。認めないぜ。