Chiezaru’s diary

字を書くときはChiezaruで写真を撮るときはMeta_Monkey

日常雑記


【 小鳥 】- テヴェレ川、ローマ
Olympus E-5 + Olympus Zuiko 50-200mm f/2.8-3.5 ED SWD
(緑色掛かっていて新緑のなかで見事な迷彩色。 - 名前は不明。イタリアにはいないはずなのでウグイスではないです。- そういえば鶯の鳴き声をもう15年聞いていない。懐かしい。)

昨日ランニングをして帰って、いつものゴール、テヴェレ川のほとりでストレッチなどしていたら土手の上のほうから視線を感じる。

出来るだけ目立たないところでやっているけれど、壁を蹴ったりしているので時々好奇の目で見られるのは仕方がない。土手や橋の上、夏場は川を行く観光遊覧船からそういうことがある。

からかっているのだろう、なにやら叫ぶ輩も中にはいる。
普段は特に気にしないで、わき目をふらず自分のメニューを黙々とこなす。
こちらの機嫌が良いときは手を振ってあげることもたまにある。

昨日はいつものと違う雰囲気を感じたので、なんとなく気をつけていると、何かが上から降ってくる。最初から気づいていたので難なくかわして見上げると、どうもガキンチョが唾を飛ばしているらしい。飛ばしては土手上を沿う壁の向こうに隠れている。二つの頭が位置を変え出たり入ったり、こちらを伺っている様子。
確信犯。

ったく。暇なやつらだなと、しばらく見上げて睨んだあと放っておくが、ストレッチの続きを始めたらまた繰り返すので、とっつかまえてお灸でもすえてやろうと階段を駆け上がって(5キロ走った直後なのでこれがけっこうきつい)みるとどこかに逃げ去っていた。

しばらくあたりを観察してみてもその辺に隠れている様子もなかったので、また土手下に戻り運動の残りを消化して帰宅した。

単純なイタズラなのが判るのでこちらも別に気を悪くしたということはないが、またやったら今度は悠長に構えずに大人を舐めると面倒なことになることを教えてあげるつもり。

まったく、興味があるなら降りてきて素直に話しかけてくればいいのに。

悪童どもだが、家の中に閉じこもってテレビゲームをやっているよりはいいのかもしれない。