Chiezaru’s diary

字を書くときはChiezaruで写真を撮るときはMeta_Monkey

大雨


【 白トリュフのパスタ 】
Olympus PEN E-PL1 + Panasonic lumix 20mm f1.7

(イタリア、秋の高級珍味、白トリュフ。一皿をオーダーして三人で試食-笑)

明け方、ベッドの中で雷と窓をたたく雨粒の音を夢うつつに聞いていたが、目が覚めてみると本当の豪雨。

腹を決めて身支度を整え家を出る。
ティンバーランドの防水ブーツ、濡れても乾きやすいノースフェースのパンツと上はウィンドブレーカー。プラス、傘。
大抵の雨天ならコレで楽勝なのだが、今日は勝手が違った。

雨の量が半端ではない上に風も強い。
家を出てバス停まで歩く間にズボンはずぶ濡れ。しかし、待ち時間が少なかったのでその程度で済む。これならば職場についてしばらくすれば乾くなと思っていた。
見解甘し。途中雨脚は更に激しく。
バスの中から見るナツィオナーレ通りの歩道と路肩は川と化していた。
テルミニ駅についても一向に収まる気配が無いので職場まで歩く。
5,6分の道のり。
傘が守っているのは頭と上半身の一部のみ、下半身はずぶ濡れ。
ティンバーランドの防水は相変わらず優秀なものの、ズボンの吸収できる水量はとっくに飽和していて、水が下におりてくる。それが靴下を伝って、ブーツ中を浸水。

これが一日に続いたら間違いなく都市機能に異常をきたすと思われる。
この感じだと多分明日にはテヴェレ川が増水していつものランニングコース、土手下のサイクリングロードは水面下に没してしまうだろう。

ローマにおいては秋から冬の始まりを告げる天の儀式のようなもの、といえばそんなものなのだが。
早い天候の回復を願いたいところではある。