Chiezaru’s diary

字を書くときはChiezaruで写真を撮るときはMeta_Monkey

やっぱり


【 11/11/11、満月の夜 】
Nikon F4s + AF NIKKOR 50mm f/1.8D, FUJICOLOR SUPERIA X-TRA400, Scanned with PLUSTEK OpticFilm 7600i SE

(10秒以上の露光中にちょうどヘリコプターが空を横切り、これは面白いのが撮れたかなと思っていたけれど、ただの白線だけ。この一枚は期待はずれ・・。この店にDPE出すとフィルムに傷がついて帰ってくることが多いのもいただけない。)

村上春樹氏がイタリア、ギリシャ滞在中に書いたエッセイ『遠い太鼓』にもあったけれど、イタリアにいると、なんとなくこの件は上手くいかないだろうなと直感的に思ったことは、ほぼ十中八九上手く行かない。そして大体そのあと一つ、二つの負の連鎖が付いて回る。

昨日の仕事帰りに一昨日現像に出したフィルムとCDをピックアップしに行った。(プリントはなし。)明日にはできると店員に言われた時からなんとなく変な予感がしていたから、ひょっとしたら、まだかな、と思っていたら、意外にも全て完了していた。たまに行くので最近はそのお店の人とも世間話などもするようになったせいか、ディスカウントまでしてくれた。

さて、家について調子の悪いPCは使わずラップトップの方を立ち上げ、ドライヴにCD挿入・・。なかなか読まない。待つことしばし、ドライヴのアイコンを右クリックしてホルダーを開てみることに。クリック。待つ・・・。
・・待つ。

読まない。

一度CDを取り出してディスク面を見ても傷もなく綺麗なもの。もう一度試してもやっぱり駄目。
仕方がないのでデスクトップPCを立ち上げ(ここ数日の通り一発では立ち上がらない)こちらのドライヴにCDを送りこむ。するとデータが壊れているから読めませんとの表示が出る。

2台の違うコンピューターでこの結果ということは、不良品じゃないかこのCD。
焼いた後ちゃんとチェックしなかったのに違いない。

さて、一日待つのも癪なので、晩飯のあと自分のフィルムスキャナーでスキャンすることに。一枚読み込むのにに3−5分掛かる。ここで負のトラップも始まり、我がPC君は時折、なんの予兆もなしにパタリと落ちる。再起させまた読み込みというのをやって、30枚以上。全て読み込んでLightroom3で調整、リタッチまで終わったら深夜1時になっていた。

晩御飯を食べているときに血が出るほど舌を噛んだでしまったり、踏んだり蹴ったり気味の宵だった。
(モノを食べているときの顎の噛む力はちょっと信じられないくらい強い。意識的に舌を噛んでも血が出るほどには力が入らないのに不思議だ。昔の人が舌を噛んで自害したという話はわりに時代劇ではありがちようにも思うが、そんなことができるとしたら凄い根性だ。)

とはいえとりあえず全ての作業は無事完了。
イタリア的負の連鎖は断ち切れた模様。
良しとする。