Chiezaru’s diary

字を書くときはChiezaruで写真を撮るときはMeta_Monkey

たまにはこういう日もある



【 サン・ピエトロ寺院 】- ヴァチカン市国、サン・ピエトロ広場
Olympus E-5 + Olympus Zuiko 50-200mm f/2.8-3.5 ED SWD
イタリア的負の連鎖のことは前にも書いた。
昨日はまさにその日だった。

本当は昨日の夜に友人宅で晩ご飯のアポがあったのだけれど、一昨日、電話がかかってきて旦那さんの旧友に不幸があったのでキャンセルになった。自分も彼女も彼らに会うのをけっこう楽しみしていたので残念だったが、事情が事情だけに仕方がない。会うのは年明けに延期。

昨日。

午前中にオフィスのPCがウィルス感染。
HDの半分のデータが消失。
一番痛かったのがメールの復旧ができなかったことで、受け取ったメールは同僚のサミュエル君のPCからすべてコピーできたものの自分で作ったテンプレートと過去二年分の送信メッセージは全滅した。

残ったファイルにはすべてウィルス検索をかけて別のドライヴにバックアップ。ネットワーク技師のイーヴァンを待って、HDをフォーマットしてOSからすべてインストールしなおした(まだいくつかすべきプログラムが残っている)。

作業をしている間どういうわけか窓際に置いてあったイーヴァンのカバンが床に落下。
近くに誰も居らず、皆して「へっ?」っという感じ。
さて、中に入っていたネットパッドのタッチパネル損傷。見事に割れて使用不能になった。それも購入してから10日の新品。
部屋の中に重〜い雰囲気が流れる。

作業継続。

就業時間を終わってやっと復旧が完了してさらに少し残業して仕事を終えた。

少し遅かったけれどストレス発散のためにランニングをして帰宅。
多少すっきりして、気分転換に彼女と一緒に最近近所にできた新しい魚料理のイタリアレストランを試してみることに。

歩いて10分くらい。
中は壁が白くてシンプルな現代風装飾。
さて、魚目当てなので白のハウスワイン(カラッファでサーヴされる)を頼む。
ウェイトレス曰く、白は切らしている。ボトルしかないでも赤ならあると。
(魚レストランが白を切らしている?)・・。ボトルで頼むとちょっと値段がしていたので、魚で赤か・・うむ。と思いながら赤のハウスワインを注文。
タコとポテトのサラダを前菜一皿二人で分けて自分はヴォンゴレのスパゲティー、彼女のほうはイカのグリルのバルサミコ酢がけ。

さて、前菜。盛り付けはおしゃれ。が、マヨネーズのポテトサラダにところどころタコの細切れが入っているだけ。
まずくはないがたいしたものでもない。(冷蔵庫に長い時間放置されていたのが分かる。冷えすぎ。自分で作ったほうが美味しい・・)

ヴォンゴレのスパゲティーはまぁまぁだったものの、イカのグリルも彼女のを味見させてもらったら塩のかけすぎ。しょっぱくて食べきれない。残してきた。

すっかり意気消沈して、そのほかは何も頼まず会計を済ませ帰宅。
なんだってわざわざお金を払ってあんなものを食べに行かなくてはならないんだという思いが残る。

家に戻っても言葉少なに早々に就寝。

ま、人生そんな日もたまにはある。

新年が明けてからいきなりこういうことがあるよりマシだろう、ということにしておく。今年の分の厄のおつり払いをしたと思えばそれはそれで気分も軽くなるというもの。

さ、仕事仕事。