Chiezaru’s diary

字を書くときはChiezaruで写真を撮るときはMeta_Monkey

自主出版を試してみた


【 自作ねこカレンダー2012 】
使用カメラ:Olympus E-30, E-5, Canon 5D

ちなみに商品ページはこのような感じ:
http://www.lulu.com/product/calendar/cats-calendar-2012/17343623


撮り貯めた写真も一度印刷してみたいなあ、カレンダーあたりを作ってみたいなあと思っていたところに、ちょうど都合よく写真をアップロードしてカレンダーを作れるサイトを見つけた。おまけに作成だけならフリーで欲しい人が自由にオンラインで購入できるというシステム。

販売するという目的はそれほど無いけれど試しにやってみるのも面白い。儲け幅、ディスカウントのパーセンテージも自分で自由に設定できる。(ま、こういうものが売れるとも思えないのだが)
とにかく発注して初めて料金が発生するというのが気軽。素人の趣味の延長ゆえに自費出版をするほどの重荷が無いというのは非常に助かる。

サイトは http://www.lulu.com (米サイト)
無料で自分のアカウントを開いたらすぐに製作が開始できる。

どちらかというと興味本位で、こういうサーヴィスがありますと人柱的に実験してみようという目論見のもと試してみた。

何のカレンダーを作るかというのは決まっていて、猫。風景よりも愛嬌があってカレンダーに向いているし、肖像権も気にしないでいいネコ君たち。

このカレンダーの製作を思いついたのは、去年ひょんなことから知り合いになったサックス奏者のUさんが無類の猫好きで、彼女の創作活動などをブログで追っていてインスパイアされた感が大きい。

完成して第一刷りは自分で発注して、お礼と誕生日のプレゼントもかねてUさんへ送った。
そのあと五冊を自分宛に、二冊を実家の母宛にオーダー。
(ネットショッピングは便利だ。)

送付後のトラッキングを見るとイタリアから発注されたものはフランスで印刷作成しているらしい。

自分のものはまだ手元に届いていないが、どんな品質でくるのか楽しみ。

さてこのlulu.com、カレンダーだけではなく、写真集、本なども出版できる。
残念なのは日本語に対応していないことで、日本語の文字は一度グラフィック化して画像ファイルに埋め込むなどの処理をする必要があるのが面倒といえば面倒。縦書きにも対応していない。こういうサーヴィスは日本にもあるのだろうか。(多分あるだろうな。)

どれを作るにも用意されているテンプレートに既存の幾つかのレイアウトの組み合わせて使う。なので100%オリジナルではないけれど、自分の写真と(必要なら)文章、自分のセンスで作れるのでれっきとした自作。

現在、ひとつ思うところあって、違う被写体で、猫ではない別ヴァージョンのものを作ろうと画策中だったりする。