Chiezaru’s diary

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日曜日の映画


【 トリノの町並み 】
Olympus E-5+12-60mm f/2.8-4 ED SWD

(映画『Deep Red(伊題Profondo Rosso)』のワンシーンにも)それにしてもひどい構図・・。証拠写真ということで。

先週観た映画『Deep Red(伊題Profondo Rosso)』。英、伊タイトル共に「真紅」の意。伊ダリオ・アルジェント監督1974年公開。
邦題は『サスペリアPART2』とうい訳のわからないもの。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%AA%E3%82%A2PART2

映像と音楽はどことなく「火曜サスペンス劇場」的。つまりちょっとわざとらしい70年代風。しかしシナリオが良くできている。けっこうエグくて怖い。
この作品を観るのは二度目。
なぜかと言うとこの前トリノに行ったときに、どこかの映画のシーンにあったと思う場所に出くわして、たしかこの映画のはずだったから。
ストーリーを追っているとどうもローマが舞台の設定のようだが、やはり実際にはトリノを使っているシーンがあった。
見つけれられて満足。

昨日の日曜日に観たのもは『華麗なるギャツビー(原題The Great Gatsby)』1974年米製作。主演はロバート・レッドフォード(はまり役)。原作はF・スコット・フィッツジェラルド。村上春樹の『ノルウェイの森』の中にも出てくる。多くの訳本があり、ウィキペディアで引くと四度も映画化されている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%AF%E9%BA%97%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%84%E3%83%93%E3%83%BC

村上氏も思い入れのある作品らしく、自身で翻訳している。村上版を一度読んでみたいところ。

あらすじは例のように省いてウィキペディアにお任せ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%84%E3%83%93%E3%83%BC

小説(訳者は失念)は一度読んだことがあるけれど、ストーリーは完全に忘れていた。

2時間を越える大作で当時の上流階級の社交の描写はリッチで新鮮だった。
絡み合う愛の思惑、他人を省みることをしない上流階級者たちの無自覚な無邪気ともいえる罪に満ちた独善主義。

一歩間違うと非常にチープな作品に成りかねないストーリーが絶妙なバランスで大人の映画の内に留められている。

バックグランド的な映像で流すのにも向いていそうな作品だった。
ソフトフォーカスを多用した撮り方は成功を収めている。

ところで、ロバート・レッドフォードを見ていると、この人後継者はタイプは違えど、やっぱりブラット・ピットだなぁ、などとつくづく思う。

土曜日にランニング。ノルマにしている週三を達成。
走り終わってストレッチをして筋トレの時、久しぶりにスクワットを100回(50回x2セット)をしたら見事に筋肉痛になった。太もも内側が月曜の今日になってもギシギシしている。