Chiezaru’s diary

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土日の映画


【 天使と扉 】- ヴァチカン市国、サン・ピエトロ寺院
Olympus E-5 + Olympus Zuiko Digital 12-60mm f/2.8-4 ED SWD

土曜の夜に邦画『Gantz』、日曜の昼に伊映画『Si puo' fare - 人生、ここにあり!』を鑑賞。

『Gantz』はマンガから起された実写版映画。現在今年の日本国内年間邦画興行収入のトップにランキングされているのをみて興味を持った。
すごく良く出来たエンターテイメントで、SFものにして2時間を越える長編なのに一度も集中力を切らすことなく最後まで観てしまった。
続編も是非観たいと思わされた秀作。
監督は佐藤信介。いままで知らなかった。ストーリー、展開のまとめ方が上手い印象。邦画でこれだけパワーのある作品は久しぶりという気がする。

一方『Si puo' fare - 人生、ここにあり!』は実話を基にしたドキュメンタリータッチの作品
世界初の精神科病院廃絶法によって病院から出た患者たちと主人公が繰り広げるヒューマンドラマ。

精神病の患者と共にに床張り会社を設立、様々な困難と喜びのなかから、これまで患者として受身の立場でおびえつつ生活していた者たちが、自分のため、皆のために役割を果たす喜びを見つけ、参加することへの意義の自覚を通して自己の復権を果たしてゆく物語。

ストーリーがちょっと上手く出来すぎの感もあるけれど、良い映画だった。
2008年公開、監督はGiulio Manfredonia(ジュリオ・マンフレドニア)。

日本語のタイトル『人生、ここにあり!』はどうかと思う。「Si puo' fare」はやれば出来るという意味合い。