Chiezaru’s diary

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3月19日の満月


【 3月19日の満月 】- イタリア、ローマにて
Olympus E-5 + Olympus Zuiko Digital ED 70-300mm f/4.0-5.6
フォーカス300mm、1/1600秒、f/5.6 ISO800(トリム済)

3月19日は月が地球に接近する日ということを、twitterでフォローしている @yamaya80008 さんのアップロードされた満月写真をみて思い出す。

イタリア現地時間(3月19日)20時9分が最も近い位置に来ると知ったが東の空には厚い雲が出ていたため晩餐を食べて待機、月が高く上り少し雲が薄くなってから家を出る。ヴァチカンのサン・ピエトロ広場へ。

@yamaya80008 さんからアドヴァイスをもらったように、建物の一部を入れて何ショットか試したが、雲のせいでシャッタースピードと露出が合わず撮ったものはブレブレか暗すぎ。ほぼ全て全滅。
満月は明るいという既成概念のせいで間抜けにも三脚を持参しなかったのも敗因。

帰り道、雲が薄くなった瞬間になんとか数枚か見られるモノが撮れた。
それでも薄雲がかかり少し霞んでいる。
望遠端一杯300mm(35mm換算600mm)でもやはり今ひとつ届かなかったのでクロップ。設定の戻し忘れでISO800で撮ったしまったためLightroomで軽いノイズの除去とシャープネスの調整。

今ひとつ消化不良の結果だったが月を入れたシーンの撮影は奥が深いと思う。
またチャレンジしたい。

昨日の日曜日の昼間にレセプションで働いているフィリピン人のカルロ君の結婚披露パーティーと息子の一歳の誕生日兼洗礼を受けたお祝いのパーティーに。
約束していたので仕事場の同僚たちと出席してきた。

(多分教会所有の)講堂を借りてのパーティーで大多数はフィリピン人で50人以上いただろうか。

フィリピン料理がビュッフェ式でならび、なかなかの盛況ぶり。

ある時点で新郎新婦がみんなの真ん中でチークダンスを踊り出すのだがその間に周りの人々が彼らの服にお祝いの紙幣をピンで止めていく。
始めてみる面白い他国の習慣だった。

フィリピン人はとてもカラオケが好きである。
一歳になったばかりのカルロ君の息子ナッシュ君も音楽に合わせて腰を振って踊っていたのが微笑ましかった。
夜に日本の被災者支援のチャリティーコンサート行く予定があったので早めに辞退したが良いパーティーであった。末永く幸せにやって行って欲しい。

チャリティーコンサートは交通機関の乗換えがうまくいかず、少し遅れて到着。会場は既に満杯で立ち見でも入場不可だった。仕方が無いので帰ろうとしているところに知り合いの邦人に会い少し話した。
皆母国の惨事に胸を痛めている。同時にパニックをあおるようなメディアのいい加減さに憤りを感じている。
コンサートに溢れるほど人が集まったというのは良い知らせだ。

他にもまだ有志が企画開催するものがあるようなのでアンテナを立てていたい。

先週職場のレセプションとPCルームに募金を募るポスターを張り出したので、今週はチラシをまとめてプリントする手はずを整えようと思っている。