Chiezaru’s diary

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週初め、月初め。


【 和傘 】
Olympus E-30 + Zuiko Digital 12-60mm f/2.8-4 ED SWD

週の始まりが、月のはじまりだとどことなく気が引き締まる気がする。
イタリアは今日、カトリックの「諸聖人の日」で祝日。

といっても宿泊業に置いた身なので本日も出勤。

それに続く11月2日は全ての死者の魂のために祈りを捧げる日「死者の日」。
死者の日は祝日ではない。世の中はやはり生きる人々が主体なのだ。

週末は悪天候だった。
今朝は曇っていてやたらと生暖かい。
半袖でもいいくらい。天気は下り坂の様子。

土曜日の夜は筒井康孝原作のアニメ映画「パプリカ」を鑑賞。
原作は読んでいないけれどよく映像化したものだと感心してしまった。スゴイ。
他人と夢を共有するという点で「インセプション」に少し似た発想。
知的好奇心を刺激すると同時にそれほど心に残る作品でもなかったというのが率直な感想。ただ映像を実現した想像力はやはりスゴイ。

日曜日にはここしばらくハマっていた大河ドラマ「天地人」を観終える。
全47話。長かったが一話一話スピーディーな展開で飽きさせることがない。
それからやたらと泣かせる。
最後の2話はストーリーの締めくくりに入って来て、やたらと回想シーンが多くちょっと冗長。
侍のあの美学というのは現在はそのまま日本の美学になっているが、外国ではわかられないだろうなと時々思いながら観ていた。

上杉の「儀」。日本人、特に男児にはしびれるものがある。

日本男児たるものかくありなん。

持ち続けたいものである。

日本人は侮辱に弱い。美学のために死ぬのを良しとする傾向があるが。
それは間違ったアプライの仕方。
誇り高くも生き残る善。

なかなか実践はむづかしきかな。