Chiezaru’s diary

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してやったり。と言うべきだろう


【 首都 】
Olympus E-30 + Zuiko Digital 12-60mm f/2.8-4 ED SWD

ここ数年の韓国の躍進を見ているとその勢いは一昔前の日本のそれに似ているのかもしれない。
サムスンはその筆頭起業だろう。世界中で飛ぶ鳥を駆逐して廻っている。まさに絶頂期だ。
それに較べてジャパンブランドの衰退は目に見えていて寂しい限り。
クルマ、カメラなどはまだ踏ん張っているが。

コリアンビジネスの成功は大分前から多くの人が予見したことだろう。
日本のビジネスモデルが前例にあるのだから、それを踏まえてより練った形で進展させる。簡単に言うと成功の秘訣はそれなのではないだろうか。

ただ、頭の上に厄介な隣人を持ったお国柄ゆえ、日本より更に少ない限られた国土と資源、膨大な軍事費を抱えて、その隆盛はそれほど続かず程なく中国に取って代われるのではないかと思っていた。

韓国にしてもその辺が手詰まりになるところだろうと。

が、先日のニュース。
ロシアのプーチン首相が韓国人の婿を迎える。娘を韓国に送る様子。

これにはびっくりした。
その手があったわけだ。

これが実現すれば露、韓は外戚関係。
おまけにプーチンが娘を韓国に送るとなれば、受け入れる韓国としては顔が立つほどはなはだしい。いまだにマスキリズムの強い文化背景とあいまって、同国男児が西洋から、それも大国のトップの嫁をとるという出来事は国を挙げての祝い事になるだろう。
おまけに両家は言ってみれば武家の出なのだから、これは韓国人のプライドに訴えこと間違いない。

同時に中国と北朝鮮、そして日本を牽制し、ロシアとの技術と資源の交換による相互発展。
ロシアとしては摩擦のある日本からは接収出来なかったであろうほぼ同等のテクノロジー導入することが出来る。

その代わり対米ではプラス要素だとは思えないから見方によっては諸刃の剣だが今はどう観ても利益の方が大きい。
ヨーロッパは今のところあまり気にしていな雰囲気。

プーチン政権が磐石の間は韓国も安泰。
どちらが衰えても国益にかかわるので暫くは続くだろう。

たいしたものだ。

韓国、してやったり。
と、思うが真に実を取るのはロシアの方か。

日本はアジアの中にいてこれからどんどん肩身が狭くなる。

仮にいたとして、日本人の首相の娘なんぞ嫁にやっても全然価値なさそうだし・・

南米は遠すぎとして、何ゆえインドも視野に入れて東南アジアとのEU的結合を進めようとしないのか。
多少自腹を切ることは覚悟してかかる。一番ネックになるのは人種問題だが、そこにしか国力を保ちつつ存続していく道はないように思える。
どこまで日本人が純血、単一民族幻想から醒められるか。そこがポイントだろう。

そろそろ真剣に危機感を持って事に当たり、実行に移さなければ後々苦渋をなめることになるのではないか。すでに遅すぎるくらいなのに。