Chiezaru’s diary

字を書くときはChiezaruで写真を撮るときはMeta_Monkey

ケニア紀行 12 - 了


【 アフリカの中秋の名月 】- ケニアにて
Olympus E-5 + Olympus Zuiko 50-200mm f/2.8-3.5 ED SWD + Olympus 1.4x Tele Converter EC-14

(ケニアに到着したあと滞在中に満月の日があることに気づいた。それも中秋の名月にあたる月。これは撮らないわけにはいかない。ケニアの空に浮かぶ2013年9月19日の月。)

昨日は朝オフィスにつくなりいきなり問題アリ、そのあと忙しくなって日記をつける時間がなかったので、一回休み。

さて、気を取り直して。

ケニアの旅行記は今日で最後にしようと思う。

イタリアに戻ってから少し経った。ケニアにいつかまた戻りたいという気持ちは時間が経つほどに強くなるタイプのものだ。
よい本、よい映画に出会ったときのそれに少し似ている。

まだ言葉にはできないのだが何か根源的なものを目の当たりにしたのだろう。
胸の奥にどしんと居座るものを感じている。

ひとつ思うのは、つまるところけっこうケニア人を気に入ってしまったということだろう。

この国の人々は他人から施しを受けることに慣れすぎていて、所謂Give&Takeの観念が希薄なきらいはある。何かしてもらったらお返しに何かしたいという思いはあまり抱かないようだ。ビジネスになりそうな内容の話を少ししていも、自分からは何かをオファーするという考えがでてこない。これは社会を改善、発展させる上で大きなネックになるのではないか思う。

貧民区に行くと中には虚ろな光の乏しい目をした子供もいて、目の前にキャンディーを出されても無感動におびえたように手を出すだけだったりしたこともあった。そういう光景を見るのは心が痛んだ。

またケニア人と話していて、部族によって世襲的に職能もある程度決定付けれいる印象を受けた。マサイ族は戦士、何とか族は木彫り師、何とか族は漁師みたいな。
貧民層に属する部族は、その極貧生活から抜け出すことはまず不可能らしく、江戸時代の穢多非人のような社会的役割を背負わせれているのかもしれない。

しかし基本的に人々は活きた目をしていたし、それを見ているとこちらにも活力が伝わってきた。

タフさ。

さて、ケニアにあっては自分にとって珍しいものがそうでないものに比べて遥かに多かったけれど、そのなかでもちょっと特別なものを少しダイジェストで載せてケニア紀行のアルバムは終わりにしたいと思います。

アフリカの中秋の名月↓(空気に湿気があったせいかシャープさがいまひとつ)

Olympus E-5 + Olympus Zuiko 50-200mm f/2.8-3.5 ED SWD + Olympus 1.4x Tele Converter EC-14

アフリカの中秋の名月、もう一枚↓

Olympus E-5 + Olympus Zuiko 50-200mm f/2.8-3.5 ED SWD + Olympus 1.4x Tele Converter EC-14

インド洋の夜明け↓

Olympus E-5 + Olympus Zuiko Digital 12-60mm f/2.8-4 ED SWD

サヴァンナ、レンジャー隊の飛行機↓

Olympus E-5 + Olympus Zuiko 50-200mm f/2.8-3.5 ED SWD + Olympus 1.4x Tele Converter EC-14

ケニアのビール

Olympus E-5 + Olympus Zuiko Digital 12-60mm f/2.8-4 ED SWD

朝食(モンキーバナナと)↓

Olympus E-5 + Olympus Zuiko Digital 12-60mm f/2.8-4 ED SWD

パパイヤの木↓

Olympus E-5 + Olympus Zuiko Digital 12-60mm f/2.8-4 ED SWD

サヴァンナに沈む夕陽↓

Olympus E-5 + Olympus Zuiko 50-200mm f/2.8-3.5 ED SWD + Olympus 1.4x Tele Converter EC-14

満月の夜、一晩だけちょっと奮発したディナーなど↓

Olympus PEN E-PM2 + Panasonic lumix G 20mm f1.7

ワニ料理前菜↓

Olympus PEN E-PM2 + Panasonic lumix G 20mm f1.7
自分はワニづくしで。これは前菜。スウィートポテトのクリーム(マッシュ・スウィート・ポテト)とワニ肉のスティック揚げ。

ワニ料理、リゾット↓

Olympus PEN E-PM2 + Panasonic lumix G 20mm f1.7

ロブスター、エビ、カニのグリル盛り合わせ↓

Olympus PEN E-PM2 + Panasonic lumix G 20mm f1.7
彼女のほうはロブスター、エビ、カニのグリル盛り合わせ。こちらのほうが豪勢。でも自分はエビ、カニアレルギーなのではじめから選択肢外。

ワニ料理、グリル、フライ、フォイル蒸焼き。

Olympus PEN E-PM2 + Panasonic lumix G 20mm f1.7

ケニア紀行〆の写真はこれで↓











おさる

Olympus E-5 + Olympus Zuiko 50-200mm f/2.8-3.5 ED SWD + Olympus 1.4x Tele Converter EC-14