Chiezaru’s diary

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読書メモ


【 トゥクトゥク 】- バンコク、タイ
Sony RX1R

(昨日の写真をこっちに使えばよかったとちょっと後悔。ほぼ毎日思いつき、行き当たりばったりで日記をつけているとこういうことになる・・。)

備忘録的に最近読んだ本のタイトル。

吉川英治著『宮本武蔵』(全8巻)
宮沢賢治著『オツベルと象』
宮沢賢治著『セロ弾きのゴーシュ』
宮沢賢治著『雨ニモマケズ』
魯迅著『阿Q正伝』
エドガー・アラン・ポー著『黒猫』
エドガー・アラン・ポー著『モルグ街の殺人事件』
坂口安吾著『堕落論』

現在は芥川龍之介の『地獄変』

すべて青空文庫で無料でダウンロードできるデジタル本。
通勤の時間、メトロの中で少しずつ進めている。

以前は紙製本至上主義だったのに、ころりと路線変更してしまった。

ただ言い訳をさせてもらえるならば、ローマにいると日本の本が手軽に探せないのでデジタルという選択しかないこともある。

基本的に寝る前にベッドの中で読むときは昔ながらの紙の本がいい。タブレット読書はちょっと違う。

最近読んだ中では『堕落論』が面白かった。坂口安吾の観察眼に共感。
『宮本武蔵』は優れた読み物。通勤時だったのでNHK朝の連続ドラマ的読書というとしっくりくる。無料なのであまり文句は言えないが、青空文庫の問題は数冊で構成される一作品をダウンロードすると一冊ごとにそれが何巻なのか記載がないこと。もちろん読みながら物語の中の時間軸を想定するけれども、たまに外す。
七巻と八巻を逆に行ってしまったので、途中から間違ったのがわかっても面倒なのでそのままクライマックスを先に読んでしまった。
こういうのはちょっと困る。

『地獄変』はたしか中学の教科書に出ていたように記憶しているが、芥川がいい。
非常に優れたストーリーテラーだと再認識している。

次に読むものはまだ決めていないけれど、通勤読書はもう数冊芥川でいこうかと。

白黒でも↓