Chiezaru’s diary

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近況雑記


【 街中の天使 】- ローマ
Olympus PEN E-PM1 + Panasonic Lumix G Vario 7-14mm F4 ASPH

備忘録的に。

昨日はパスクア(復活祭)でイタリアでは翌日の今日もパスクエッタという祝日。
自分は仕事。出勤中道もバスの中もがらがらで、天気もよく気持ちが良かった。

今朝は少し冷え込みが戻って天気予報を見ると最低気温4度。
家を出たら風がけっこうあって、鼻と耳、両手が冷たくなったけれど、長袖Tシャツ二枚の上にフリースを着た状態で寒さは感じななかった。もう寒さに底力はない。

パスクアは天気予報では曇りか雨になっていたものの、ふたを開けてみればほぼ一日良い天気に恵まれた。

光の状態がよければ、家の掃除をしてあと夕方にサン・ピエトロ寺院に行って広角レンズをもう少し試そうと思っていたものの雲が出てきて、結局行かず。午睡に当てた。
サン・ピエトロ寺院は晴れた夕方に入ると良い。
西側からステンドグラスを通して射す陽の光が美しく荘厳さが増す。

先週後半からは運動も再び開始した。
初日はゆっくり走ってストレッチだけ。いつものメニューの7割くらいを消化したところで無理はせず切り上げ、土曜日、二度目には少しだけ負荷を上げて80%くらいまで。

今日は天気もいいし、スピードを気にしなければ運動量は100%まで戻せそうな気がする。両方のふくらはぎに筋肉痛が残っている。
気持ちの良い痛み。

今読んでいる本は先日彼女がもらってきたもののなかからフェイ・ケラーマン著 高橋恭美子訳『贖いの日』。サスペンス・ミステリー。作者は女性。やはりミステリーには女性作者が多い気がする。
昔はフィクションものは好きではなかったけれど、人生のある時期から何もないところから(もちろんモチーフはあるのだろうが)物語を作り出す作家たちの想像力と創造力に感服するようになり好んで読んでいる。
高校ぐらいのときには私小説にハマっていた。見事に後ろ向きな話たち・・。
今となってはあのテイストへ傾倒が、いかに自分が子供だったか、自身に自信がなかったかという裏づけでしかなかったことが分かって、時々思い出しては一人で気まずい思いをしている。

『贖いの日』はフィクションではあっても、ユダヤ人の文化がバックグラウンドに描かれていて彼らの慣習が垣間見られて面白い。ちょっとした勉強にもなる。
昨晩寝る前に五分の三くらいまで読み進んだ。