Chiezaru’s diary

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Day 15 - 偶数苦痛


【 小噴水 】 - Olympus PEN E-PM1 + M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8
(2013月8月に撮ったストックより再掲載。後ろの壁は教会。ローマ市内の落書きには閉口する。道端にあるこの手の水飲み場も一応噴水の一つとして数えられる。ローマの街中でところどころにあって、出ている水は普通に飲料可。けっこう美味しい。)

昨日、今週のノルマの4度の運動も終え、8月前半戦は終了。デトックス兼在宅個人夏合宿はまずまず予定通りに進んでいる。

昨日は定例の6km。
ただ内容をいつもとちょっとかえていて奇数キロはどんなに遅くても走り続けていればOKで、そのかわり偶数キロは可能な限りのスピードでRUNするというもの。ある種のサーキットトレーニング。

正直、一番嫌いなメニュー。
その理由は単純にきついから。これをやるならマイペースで10km走る方が気分が楽だったりする。
6kmなので2,4,6キロ目と3回ハイペースなラップがあって「か・な・り」苦しい思いをする。

ならやらなければいいじゃないかという意見もあって、それは正論なのだけれど、これには一定のペースで走っているのとは違う効果があって、やっておくと月後半に成果を実感できる。なのでどうしても外せない。

というのはまず、スピード訓練になるというのが一つ。次に、疲れているときにあえてペースを上げるというケーススタディーを身体に科して慣らすことがひとつ。そして自分にとって一番大切なのが、このトレーニングをやると自然にメンタル部分の強化ができることがひとつ。

だらだらと一元的なペースで走り続けていると、苦さが極まった時に楽になるためには歩くことしか選択肢がなくなるのだけれど、負荷の大きさを二段階に分けると、偶数kmをやっている最中、苦しみながら考えていることといえば、この一キロが終わればペースを落とせる(=楽になれる)ということで、奇数kmにたどり着くと一息つけて、休んでいるという感覚で運動は続けているという状況になる。

つまり段階的に苦痛大きさの調節をすることで頭をだますことが技術的にできるようになる。

いつもならもう諦めて歩いていた状況で、速度を落とせば回復しながら走り続けられるのだというインプットができるのはメンタル面で非常に大きなプラスになり、ベースになる体力がある程度できてくると有効な訓練かと思う。

ただやっぱり苦しいので出来ることならあんまりやりたくない(笑)。

逆をいうと身体の準備ができてないとやる気にすらならないトレーニングで、これをやろうと思う時点でここしばらく努力してきた成果ができたのなと判断することも出来たりも。

今月に入って今日までで9度の運動をこなしてきて、少しずつ結果が出てきているのも愉しいところ。

一昨日おかしなことになっていたGPSウォッチも故障では無かったようで正常に作動して一安心。

今日、明日は休筋日にあて、さて、月曜日から後半、スタート。


8月14日の状況メモ:
朝起きぬけの体重:62.90kg(体脂肪率17.10%)
ランニング直後の乾燥体重:61.40kg(体脂肪率14.60%)
運動:
ランニングタイム(6km):31分43秒
今回のランニングの統計:https://connect.garmin.com/modern/activity/865468206
その他トレーニング:ストレッチング、筋トレ(腕立て、逆腕立て、スクワット、傾斜ベンチを使った腹筋、背筋)
飲酒:なし