Chiezaru’s diary

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ドイツ小紀行-11了 - フランクフルト-4- ローカルフード


【 Apfelwein(アプフェルヴァイン) 】 - フランクフルト、ドイツ - Sony RX1R
(手前からアプフェルヴァインの入った陶器つぼ、炭酸水、両者を混ぜて出来上がったアップルワインの炭酸割り)

ローマのお天気。10月に一時気温が下がったものの、このところ持ち直して冬にしては温暖な日々が続いている。

12月に入ってまた雨が数日続くと、これもがらりとかわるのかもしれない。

それにしても9月に行った三泊四日のドイツ旅行の写真で二ヶ月引っ張ってしまうとは思わなかった。

一応今回で終わりにできそう。

訪れた土地の味を知ることは旅の醍醐味のひとつだと思うので、何処へ行ってもローカルフードとドリンクを試してみることにしている。(生来あまり腹が強くないので、渡航先によってあまりディープなものは避けるけれど。)

4日間ドイツ料理にこだわってそればかり食べていたら、どうしても肉料理が多くて平生野菜中心の食生活をしているの自分としては、正直ちょっと疲れたけれども、美味しいものは美味しくいただいた。

以下フランクフルトの郷土料理を数品。(写真はすべてSony RX1Rで撮影)

冒頭の写真はApfelwein(アプフェルヴァイン)は英語にするとApple wine。
何気にこのドイツ滞在中一番印象に残っているローカルなものがこれ。言ってみればシードルなのだが、アップルワインと炭酸水が別々に出てくるところが面白い。

まずグラスにアップルワインを注いでそれから炭酸で割る。お店の人の説明と周りのドイツ人たちのしているのを見ていると、だいたいワイン8割、ソーダ2二割くらいの配合が標準らしい。
なんだかテーブルでつくる何とかサワーみたいで日本の宴会を思い出してしまった。

味のほうはというとちょっと微妙。まず割らずに味を試したら、これはリンゴ酢のような感じで苦手なテイストだった。ソーダをいれるとそこそこ飲めるようになる。

個人的にはビールのほうがいい。ただフランクフルトの郷土料理店にいくとローカルの人々のテーブルはほとんどこのアプフェルヴァイン(何件かで観察したところ陶器のジャーでサーヴするのが正しいスタイルらしい)だったのをみるにつけて、ひょっとすると一度慣れると病みつきになる味なのかもしれない。ちなみに今回写真をアップしているレストランではアルコールはどアプフェルヴァインのみ。ビールすらなかったのをみるとフランクフルト人にとっては思い入れの強いこだわりの地元の味なのだろう。

レストラン↓

郷土料理の品々↓

ソーセージとザワークラウト↓

本場のザワークラウトはけっこうしょっぱい。ドイツのパンは美味しい。

シュニッツェル↓

豚肉のグリル↓

ヴェジタリアン向けの一品↓

サラダとポテトを除くとこの一品しか肉を使ってない料理が無かった。魚はOKだけれど肉はNGのヴェジタリアンの彼女的にはドイツの旅はあまり美味しくなかったとのことでちょっと悪いことをしたなぁと・・。

ソース↓

ヨーグルト系にパセリかと思う。ドイツでは一般的に使うものらしい。飲食店では何処でも見かけた。

サラダ↓

帰りの飛行機の窓から。空の日没↓