Chiezaru’s diary

字を書くときはChiezaruで写真を撮るときはMeta_Monkey

カタツムリナイト


【 Lumache(ルマケ)料理:カタツムリ料理 】
Olympus PEN E-PM2 + Panasonic lumix G 20mm f1.7

ボスが知り合いからカタツムリをもらったので、昨晩はそれをお隣のトマジーノのレストランで調理してもらって、カタツムリがテーマのディナー。

フランスのエスカルゴで知られるカタツムリはイタリア語では女性名詞、単数でLumana(ルマカ)、複数だとLumache(ルマケ)。

冠詞、英語でいうところのtheがつくと、La lumaca(ラ・ルマカ)、Le lumache(レ・ルマケ)。

ニンニクのきいたトマトソースで出てきた。

カニやロブスターのときになどにも使う専用の鉤爪ほじくり器?で。(この道具は何という名なのだろう?)
フレンチのようなエスカルゴ挟みのような道具はなく、片手の指先で直接つまんで抑えておいてこの鉤爪を使って中身を出して食べる。

Olympus PEN E-PM2 + Panasonic lumix G 20mm f1.7

写真に撮ったのはごく一部で、大皿にはかなりの量のカタツムリが盛られていた。
見た目的には日本のそれに比べて殻が硬く海のそれに近い。

フレンチでエスカルゴを食べてことがあるけれど、イタリアでカタツムリ料理は初めて。味のほうはというと、淡白。特に味という味もせず、また生臭さのようなものもない。

ただ、陸のものだと思わせるのはいわゆる「芝生」のような風味が少しあるところ。
隣に座っていた同僚のサミュエル君に、うん、これはバックヤード(裏庭)の味がすると言ったら、的を得たようで笑っていた。

テーマがLumacheだったので、ボスがトマジーノに事前にオーダーしてオーガナイズしたのはLumache di mare(ルマケ・ディ・マーレ:海のカタツムリ)、つまり海の巻貝。

こちらもトマトソースで。
ただペペロンチーノ(唐辛子)がきいていてピリ辛。↓

Olympus PEN E-PM2 + Panasonic lumix G 20mm f1.7

小さくて食べるのが大変だった(金属製で先端に鋭さがなくて滑る鉤爪で往生しつつ、普通の楊枝のほうがじつは使い易いんじゃないかと思いながら・・。)けれど、味が豊富で美味なのはこちらの海産カタツムリのほう。

このソースをパンにつけて食べると絶品。

メインはテーマから外して平目とイカのグリルを↓

Olympus PEN E-PM2 + Panasonic lumix G 20mm f1.7

平目はRombo、ロンボ(男性名詞単数)という。
伊語ではRomboはひし形を指す名詞でもあり、なるほど、「ひし形」という名の魚が平目というのはありだなと思う。

ちなみに舌平目はSogliola、ソリィオラ(女性名詞単数)といい名前が違う。