Chiezaru’s diary

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Day 3 - 日常雑記と読書小感想


【 本と栞紐 】
Olympus PEN E-PM2 + Panasonic lumix G 20mm f1.7

一昨日、昨日とランニングをした。
二日連続で走るのは今年初めて。
なのでまだ筋肉が慣れていない。二日目は10秒ほどタイムも落ちた。
でもまだ先は長い。今年は満足な基礎体力が作れていないので月の最初三分の一は準備期間にあてる。無理はせず少しずつ運動量を増やしていく。一番避けたいのは故障することなので。

先日村上春樹著『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読み終えた。
この本は実は少し前に彼女の知人が来たときに頼んで日本から持ってきてもらったもの。

前著『1Q84』とは違った意味で村上氏らしい作品だと思った。
今回の作品では空想冒険的雰囲気のトーンが下げられていて、読んでいる最中、頭の底のほうで『ノルウェイの森』の薄い影のようなものが漂っていた。

読んだばかりでまだ考えがまとまらないのだが、このストーリーの救済は多崎つくるだけではなく『ノルウェイ・・』のワタナベへも向けられているように感じた。

シャーマン的役割を果たす女、沙羅の存在が「らしい」感じ。
命名も上手い。

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』は寝る前にベッドに横たわって少しずつ読み進めたのだが、表紙を外した装丁がいい感じで特に栞紐が美しい。ライトスタンドのやわらかい光に上品な銀色が陰影で映える。

栞紐に目のいった本というのは今回初めて。

8月2日の状況メモ:
朝起きぬけの体重:65.90kg
ランニング直後の乾燥体重:64.50kg
ランニングタイム:34分47秒
飲酒なし

もう一枚↓

8月2日のアクティヴィティ↓