Chiezaru’s diary

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ディナー雑記


【 セミ・フレッド載せタルタルステーキ、サヤエンドウ添え 】
Olympus PEN E-PM2 + Panasonic lumix 20mm f1.7

(生肉にアイスクリームを載せるコンセプトにはびっくり。)

昨晩はかなり前から行こうと話し合っていた近所のお店に彼女とディナーへ。
小洒落たところにいくのは久しぶりのような気がする。

このお店はレストランとオステリア、カフェテリアにセクションが分かれていて、レストランはミシェランの一つ星をもらっていると聞く。
レストランのほうはちょっと予算オーヴァーでワンランク落としてオステリアでの夕食。
厨房は同じなようなので味のほうは期待できるのではないかと。

簡潔にまとめると前菜が面白いところだった。
パスタとメインディッシュは塩が強すぎて細かい風味が判らないほどだったので、こんなものかとちょっと幻滅して帰ってきた。

が、いかなければ良かったということはない。

オードブルで自家製パンと一緒にイタリア国旗をモチーフにした三色のムース。
デリケートな味で、おー、これはこの先出てくるものが楽しみと思わせるものだった。

そのあとの前菜。
自分が注文したものはタルタルステーキのセミ・フレッド載せ(上の写真)なる想像をたくましくてしてもどんなもか思い浮かべるのが難しい一品だったが、出てきてびっくり。タルタルステーキの上にアイスクリームが載っている。
アイスクリームといってもセミ・フレッド(“セミ=半分”と“フレッド=冷たい”という意味)なのでキンキンに冷えているわけではない。
味のほうもデザートのそれほど甘くなく、例えていうとコーンポタージュのコーンを抜いて塩味を控えてそのぶん少し甘味を加えたというかんじ。
見た目的にはこちらもイタリア国旗を見立てているのだろう。レッド、ホワイトそしてグリーン。

通常タルタルステーキには生卵の黄身が載っているがイメージを残しつつの工夫なのだろう、非常に面白い食べ物でまたなかなか美味しかった。
口に残る甘さは添えてあるサヤインゲンがそのほろ苦さで見事に中和してくれた。

お店全体の総評としてはサーヴィスが微妙に緩慢なところがあり、値段と釣り合いが取れていないような気もしたが、まあそういうこともあるのだろう。

噂で聞いていてすごい評価の良さだったので期待しすぎた感もあるかもしれない。

また行くかと聞かれると正直ちょっと微妙ではある。

以下昨日のメニュー↓

ワインは白で。


イタリア国旗をモチーフにしたムース。デリケートな味。一緒に出てきた自家製パンはまだ暖かい。少し酸味のあるタイプ。


三種類の自家製パンが袋で。


生パスタ、ペコリーノチーズと胡椒和え。黒トリュフ入り。(塩っぱすぎて風味が判らん・・パスタの食感がすごく良かっただけに残念な一皿)


バッカラ(鱈)を使った一品(続くメインディッシュもしょっぱい・・。)


彼女の方はホタテのクリームソース、パイ生地オーヴン焼き豚バラブロック添え。