不景気徒然

【 ヴェネツィア広場より 】- クリスマスツリーの下から。ローマ、イタリア
Olympus E-5 + Panasonic Leica D Summilux 25mm f/1.4
（ちょっと右肩下がり。癖が出た。）

去年のクリスマスの写真を探していて、一年前のこの時期に書いた自分の日記が不景気のことに触れていたのを見つけた。

一年経って、その不景気には「より」という比較上級の副詞が追加されることになるとは。あの時点では全く予想していなかった。

今日読んだ記事（英語）：
Cut-price Nativity for Vatican
http://www.nzherald.co.nz/world/news/article.cfm?c_id=2&objectid=10854229

昨日ヴァチカンのクリスマスツリーの点灯式があったらしいが、その隣、毎年設置されるキリスト降誕のシーンの再現ステージの予算がかなりカットされているというもの。2009年にヴァチカンはこのために55万ユーロ（約6千万円）を投じたらしい。しかし今年のものは2009年より低予算で作られた2011年ヴァージョンよりさらに18万ユーロ（2千万弱）安くできているそうだ。

不況不況と曰えど正直、ヴァチカンにまでこれほど影響がでるとは思っていなかった。

なにやら意気消沈する。

この不景気も今年で底に辿り着いたと思いたいが。

去年との比較など↓
今年2012。

ツリーの前、去年は電飾のキリスト降誕シーンが設置されていたのに今年は何もなし。芝生のまま。

コルソ通りの上もライトは一色のみ。

去年2011。