Chiezaru’s diary

字を書くときはChiezaruで写真を撮るときはMeta_Monkey

久しぶりに街中に


【 ナヴォーナ広場のクリスマスマーケット 】- Museo di Romaの窓から
Olympus E-5 + Panasonic Leica D Summilux 25mm f/1.4

(なにやら例年より活気がないような・・。)

クリスマスシーズンの街中がどうなっているのか見てみようと思い、仕事が終わってからカメラを持って出てみた。昨日の話。

目的地はナヴォーナ広場とそれを見下ろす建物に入っている博物館Museo di Roma(=「ローマの博物館」・・何とストレートな名前の博物館なんだ・・。)のカノーヴァ展、それから少し歩いたところにあるヴェネツィア広場。

久しぶりに街に出てみて、今の不況がどれだけ経済を浸食しているのかを目の当たりにした感覚があった。

ナヴォーナ広場のクリスマスマーケットに活気が無い。ヴェネツィア広場のクリスマスツリーも背ばかり高くてしょぼい。例年ならカラフルなのに今年は電飾一色のみ。去年まではあったキリスト降誕のシーンを再現する電光の飾りも設置されておらず、裏手、カンピドリオに登る階段にも何もなし。
ヴェネツィア広場から伸びているコルソ通り、その上をかぶさるように波打って沿う電飾も一種類だけで去年のようにイタリア国旗カラーにはなっていなかった。

少し愕然とする。

また行ってみた博物館も微妙・・。あまり人気(にんき、ひとけの両義で)の無いところらしい。
フラッシュをたかなければ写真撮影はOKということを確認してから入場。

それにしても自分がいるあいだ他に一人も客を見なかった。9ユーロで博物館貸切状態だったのを考えるとお得かもしれない。(公共交通機関の一ヶ月パスを使っているので市内の博物館の入場料に割引が効き、通常の11ユーロ(1200円くらい)が9ユーロ(1000円くらい)になる。)

ゆっくり好きなように写真を撮れたのだが、カノーヴァ展は彫刻が多くあるかと思っていたらデッサン主体で三次元の被写体が少なくいまひとつ消化不良だった。

観終わって外に出てナヴォーナ広場の写真を撮っていたらぱらぱらと雨が降ってきたので早々に退散。ヴェネツィア広場に少し寄って帰宅。

もう少し気持ち的に明るくなれる写真が撮りたいところ。
クリスマスにしてはさびしい過ぎるので、できれば来週に一度サン・ピエトロ広場に足を伸ばしてみたい。

ナヴォーナ広場のクリスマスマーケット↓

Olympus E-5 + Panasonic Leica D Summilux 25mm f/1.4
(ズミ25は開放F1.4で。このレンズはやっぱりいい。)


Olympus PEN E-PM1 + Panasonic Lumix G Vario 7-14mm F4 ASPH


Olympus PEN E-PM1 + Panasonic Lumix G Vario 7-14mm F4 ASPH


Olympus PEN E-PM1 + Panasonic Lumix G Vario 7-14mm F4 ASPH