Chiezaru’s diary

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近況雑記


【 大理石像 】
Canon EOS 5D + Canon EF 70-200mm f/4 L USM

(ヴァチカン博物館。ストックより。)

備忘録的に最近のことなど。

確か最後に髪を切ったのが二ヶ月ほど前でずいぶん伸びて鬱陶しくなってきていたので、昨日は仕事を定時で終わらせていつもの如くマリオさんの床屋に行って短くしてもらってきた。さっぱりした。

読書。
京極夏彦著『姑獲鳥の夏』を読み終わる。
おどろおどろしい噂の付きまとう、とある病院に起こった事件を古本屋兼神主の主人公、京極堂が事件の全容を解読してゆく。
いわゆる超常現象たるものへの社会学をベースにした認識学的アプローチは斬新だった。脳と心と意識の関係についての見解は非常に興味深い。

今読んでいるのは森詠著『死者の戦場』。まだ数ページ進んだだけだが、インターナショナルな舞台でのサスペンス・スリラー。ダンディズムを感じるあたり、落合信彦的雰囲気がある。

映画。
一本目は『オーケストラ!(原題: Le Concert)』(2009年、仏)。ラデュ・ミヘイレアニュ監督、メラニー・ロランがヒロイン役(!)。ドラマチック・コメディーというのかコメディー要素の入ったドラマというのか、その間くらい。
音楽関連なこともあってか、先日観たウッディ・アレンの『トゥ・ローマ・ウィズ・ラブ』とイメージが交錯するとところがある。

詳細は『オーケストラ!』Wikipedia:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9!

ロシア語とフランス語の原語版で英語の字幕だったのだが、字幕の文字量が多い上に切り替わりが早いせいもあって、読むためにDVDのプレイとストップを繰り返していた。が、途中で面倒になって流して鑑賞。
ストーリーの多分15%くらいは想像力で補って理解したが、ま、それほどズレた解釈はしていないと思う。生き別れになったロシア人の指揮者の父とフランスで育ったヴァイオリン奏者の娘を巡る話。なかなか面白かった。

二、三本目。
少し前にリメイクされたコリン・ファレル主演の『トータルリコール』(2012年、米)を見る機会を得たので、シュワルツネッガーの出ていた旧いほうの同タイトル(1990年、米)のDVDを持っているのを思い出してそちらも。
1990年からのテクノロジーの進歩は大きく、未来的表現はその恩恵を大いに受けている。絵的には新作のほうが数段優れいてる。が、物語のスケールの大きさと作り込みの点では旧作に軍配。新作は不人気なようだが、それは理解できる。素直の旧『トータルリコール』のほうが良い。

シュワちゃんを意識したかコリン・ファレルはいい身体を作ってきていた。

ランニング。
先週末に一度走り、どうもまた腹の具合がよろしくなかったので6キロ位の地点でリタイア。
一昨日は完走。先々週の腹具合のことも考慮に入れてみて、ひょっとして8キロ弱の距離がつらくて、潜在的に頭が拒否しているのかと思ったので余裕を持って、あえていつもよりゆっくり走ってみた。
タイムは冬コースにしてから今までで一番遅い記録。7.8キロを45分弱。

それほど寒いとは思わなかったのだが、ゴールしてストレッチをしているときに、ふと空を見上げると頭から湯気が立っていた。

やはり冬になっているようだ。

今年の冬は背後から忍び寄る感じで近づいてくる。気をつけよう。(って何を?と自分でつっこんでみる-笑