Chiezaru’s diary

字を書くときはChiezaruで写真を撮るときはMeta_Monkey

つれづれ雑記 - ...8台目


【 un Nasone di Roma - ローマの大鼻 】 - Rome, Italy - Sony RX1R
(ローマ市内には道端や公園など、さまざまなところにこの泉があって、ナゾーネ(Nasone)と呼ばれる。出ている水は普通に飲める。もちろん無料。Wikipediaを見るとナゾーネ(複数形はナゾーニ)は市内におよそ2500基あるとのこと。イタリア語で鼻をナーゾ(Naso)いい、語尾が「〜オーネ」(-one)となっているので「大きな〜」的な意味合いがつく。なので日本訳すると大鼻という愛称・・という解釈で合っていると思う。)

3月23日(木)、ローマ。薄曇り。
寒暖の差はあるものの今年の三月は雨が少なくて過ごし易いといえば過ごしやすい。
そのかわりこのところ鼻がむずむずして時折目が痒い。
自分の場合それほど酷くはないのだけれど、体調によってときどき花粉アレルギーの症状が出る。

今週末にはヨーロッパは再びサマータイムに入る。
そうなると日没時間も遅くなって、俄然の春本番の雰囲気になる。なんだかんだときっかけがつかめずに始められずにいる運動のほうも、さすがにそろそろ再スタートを切れそうな気がしてきた。

ところで趣味のほう。
既にデジタル一眼レフを3台、ミラーレス一眼2台、フィルム一眼レフ1台、フルサイズセンサーのコンパクト1台とカメラは7台持っている(Huawei P9 Plusはカメラとしては数えない)のだけれど、思うところあって(本当に必要だろうかとかなり長い間逡巡した挙句)先日8台目になるカメラを注文した。

去年の末から使っているスマートフォンの Huawei P9 Plusは非常に使い勝手がよいのだけれど、撮ってみるとどうしても良質な証拠写真の域から出ない感じで納得がいかず。軽量コンパクトでぱっと取り出せてさっと収納できるし即写性はこの上ない。ただ、どうもちょっと違う・・というのが動機。

画質が欲しい時はSony RX1Rを使ってきたけれども、コンパクトのカテゴリーに入っている(RX1Rはセンサーサイズとレンズの明るさに対して相対的にコンパクトなカメラなのであって、所謂コンパクトカメラのカテゴリーに入れるには少し無理があるように思う。)とはいえ、どうしてもオーヴァーサイズなきらいある。冬のコートのポケットにも治まらず(無理に入れればはいるけれど、一箇所だけボコッと膨らんで、いかんせん重た過ぎて片側だけ下がって不恰好で仕方が無い。)畢竟カバンの中にしまうので、取り出すのが面倒くさかったり、シャッターチャンスに間に合わなかったり(おまけにスウィッチをONにしてから起動が遅い・・)と大きさと使い勝手の点でベストとはいえない。(RX1Rを使うなら、そんな不便も愉しむのが筋なのだろう。でも、撮る機会を失ってしまうというのは本末転倒だし・・。)

という訳でこの二週間ほど、携帯性に富み、なおかつ画質にも納得できそうなカメラを探して、「かなり」調べて、結局1インチセンサーの某機(機種は今のところ内緒。届いたら写真でアップしたいと思います。)を選択、オンライン最安値のものを精査してオーダー。来週末に届くことになっている。

(本当は今週中のはずだったのが、発注後に在庫切れが発覚。電話がかかってきた・・。ただ今週、来週はけっこう忙しいので、新しいカメラに費やす時間もあまりなさそう。キャンセルして返金してもらう選択肢もあったのだけど、待つことに。その旨を電話で伝えたら、SDカードを一枚おまけで送ってくれることになった。容量とスピードについては届くまで不明・・。ハイスペックのものは期待していません・・はい。)

待っている間に携帯性と即写性の効率を上げるための方法を考えていて、そのために使えそうな小物をちょこちょこ揃えている。新しいカメラが来る前、待ち遠しくはあるけれど、今がある意味一番楽しい時間かもしれない。