非カトリック教徒外人墓地など - 1
【 非カトリック教徒外人墓地の春 】- ローマ - Sony RX1R
イタリアに来てかれこれ19年ほど。
10年くらいまでは感慨を持って、ああ、もう何年になるなぁなどと思っていたけれど最近では、ああそういえばという感じ問われれば思い出すという感じ。
19年、実感が湧かない・・。
と、それはともかく、ローマに住んでいていつか訪れて写真を撮ってみたいという場所があって、市内でそんなに遠くないしいつでも行けるからいいか的に先日まで先延ばしにしていた場所があった。非カトリック教徒外人墓地。メトロB線、文字通り、出た正面にピラミッドのあるピラミデ(Piramide)駅で降りて、その白い大理石製のピラミッドのすぐ裏側がそこ。ローマの主要駅、テルミニから乗ると4駅目。10分ちょっとでたどり着くことが出来る。
ちなみにこの駅からは最近流行っているイタリア総合食品デパートのイータリー(EATALY)にも歩いていけるので帰りに寄ってさまざまなヴァリエーションの地ビールなどお土産探しなどしてもよいかもしれない。EATALYはピラミデとは反対方向。(なんだか今回の日記はガイドブックみたいになってきた・・。)
だいぶ前だけれどEATALYについては日記に書いたのでリンクを以下、参考まで:
『EATALYに行ってみた』(2012-09-03)
http://d.hatena.ne.jp/Chiezaru/20120903/1346656998
ところで本題の非カトリック教徒外人墓地。
お墓なので正確には観光地ではないのだけど、著名な詩人、哲学者、事業家などが眠っていて特徴のある墓石がある場所として知られ、観光客でも訪れる人は多いところ。
やっと足を運ぶことが出来た。
今回はやはり情報鮮度の点から季節ものの植物を中心にアップしてみることに。
ピラミデの裏手へ回ると入り口があるところを敢えて遠回りの外周、古代ローマ時代の壁に沿って散歩もしながら↓
Sony RX1R
(この壁の裏側に墓地があります。)
非カトリック教徒外人墓地の春↓
Canon EOS 6D+Sigma 85mm F1.4 EX DG HSM
Canon EOS 6D+Sigma 85mm F1.4 EX DG HSM
Canon EOS 6D+Sigma 85mm F1.4 EX DG HSM
Canon EOS 6D+Sigma 85mm F1.4 EX DG HSM
Canon EOS 6D+Sigma 85mm F1.4 EX DG HSM
Canon EOS 6D+Sigma 85mm F1.4 EX DG HSM
Canon EOS 6D+Sigma 85mm F1.4 EX DG HSM
Canon EOS 6D+Sigma 85mm F1.4 EX DG HSM
Canon EOS 6D+Sigma 85mm F1.4 EX DG HSM
Canon EOS 6D+Sigma 85mm F1.4 EX DG HSM
Canon EOS 6D+Sigma 85mm F1.4 EX DG HSM
Canon EOS 6D+Sigma 85mm F1.4 EX DG HSM
【 影藤 】
Canon EOS 6D+Sigma 85mm F1.4 EX DG HSM
藤の影が後ろの壁に焼き付けられて様で、照らされた花と陰影の関係が楽しくて、角度を変えながらかなりの枚数を撮ってしまった・・。
カトリック・キリスト教の復活祭に当たる日に非カトリックの墓地へ行ったためか(←どうも自分はメジャー嫌いというか天邪鬼というか・・)あまり人もいなくて、春の陽気のなか長閑に、でもどこか厳粛な気持ちを胸に持ちつつ過ごすことができた。
非カトリック教徒外人墓地
Il Cimietero Acattolico di Roma
(The Non-Catholic Cemetary in Rome)
Via Caio Cestio, 6
00153 Roma
Tel +39 06 5741900
Fax +39 06 5741320
mail@cemeteryrome.it
オフィシャルサイト: http://www.cemeteryrome.it/about/siamo.html
トリップアドヴァイザー: https://www.tripadvisor.jp/ShowUserReviews-g187791-d243023-r126293320-Cimitero_Acattolico_per_Stranieri-Rome_Lazio.html
留意:観光客も入ることのできる場所ですが、あくまでも墓地です。公人、著名人よりも個人のお墓の方がはるかに多いので、写真を撮るときはまず受付で断りを入れること、墓標に彫られている名前などが写っている場合は公開しないことなど、ルールを守り、そして撮影に関してはマナーを重んじることが大切です。そこには死者が眠り、残された人々の故人に対しての思いが形になったものがあるのだということを念頭に入れて、敬意と畏敬を忘れずに見学してください。荘厳で美しい墓地です。
お布施箱に3ユーロほど残すことも一つのエチケットかと思います。墓地の維持運営に役立ちます。