HDR(ハイダイナミックレンジ)なコロッセオなど
【 コロッセオ 】- ローマ、イタリア
Olympus PEN E-PM1 + Panasonic Lumix G Vario 7-14mm F4 ASPH
天気も回復傾向。しばらく続いた雨も昨晩でひと段落らしい。その代わり予報を見ると気温は下がって冷え込みがやってくる様子。
ま、とにかく今日の夕方はランニングできそう。
さて、一昨日撮ったコロッセオの写真でHDR合成を試してみた。Adobe、フォトショップを使用。
カメラを固定して同じ構図で、露出補正をマイナスから適正、そしてプラスまで段階的に変えて撮った複数枚の写真(今回は0.3EVステップで五枚)をフォトショップで一枚に合成する。
五枚分の色情報があるため色彩深度が増す。
そのお陰で黒つぶれ、白トビの部分が大幅に減少して大胆な色幅をつけたリタッチをしても画像が破綻しない。
良く言えば豪快な色感が出せて印象に残る写真が作れる(まさに「作る」という感じ)が、悪く言えばナチュラルではなくなる。ワザとらしいこてこての絵になる。
テクニックとして持っていて、一つの表現としてたまにやるには面白いと個人的には思う。
常用するには濃すぎてすぐ飽きが来てしまう感が強い。
料理にたとえると化学調味料をふんだんに使ってブーストさせた味というか。
普段から摂りすぎると感覚が馬鹿になっていくのではないかという怖さもある。
オリンパスのカメラにはドラマチックトーンというアートフィルターが搭載されているモデル(今回使ったE-5、E-PM1も)があるが、HDR合成はテイスト的には同じライン。
やはり自分的には濃すぎてどうも好きになれずカメラ購入当初に一、二度試しただけでそのあと使った記憶が無い。
普段の食べ物はナチュラルなものがいい。
手の込んだものは、たま〜に外に出てたりして食べるのが楽しい。
頻度的にはその程度がよいのではないかと思う。
自分にとっては写真もそんな感じ。
もう数枚↓
Olympus PEN E-PM1 + Panasonic Lumix G Vario 7-14mm F4 ASPH