Chiezaru’s diary

字を書くときはChiezaruで写真を撮るときはMeta_Monkey

(たぶん女性には理解しがたい)オトコのコダワリというか(2)


【 私の歴代501xx(レプリカ)たち 】
Olympus E-5 + Olympus Zuiko Digital 12-60mm f/2.8-4 ED SWD

今日は雨。予報を見ると数日天気が愚図つきそう。
強風ぱらぱら雨だったが腹を決めて昨日走っておいて良かった。

もどってジーンズの話。
いわゆるヴィンテージ、リーヴァイス501xx(ゴーマルイチ・ダブルエックス)は製造年代によって形やつくりが違っているのだが、古着屋などで見るときにざっとチェックするところなど。

1.裾を返してみて赤耳(セルヴィッチ)があるか。(現行の501とは違う)
2.右ヒップポケットの赤タブのLEVI'SのEが大文字(俗に呼ばれる「ビッグE」)であるか。現行版はLevi'sと小文字。(例外的に「ビッグE」からの移行期に出た66モデルという製品は「スモールe」でも本物のヴィンテージ。)
3.コインポケットを返してみて赤耳(セルヴィッチ)が使われているか。
4.ベルトラインの裏側、ヒップポケットの内側縁、コインポケットの内側縁がシングルステッチになっているか。
5.そっくり裏返してみるとみつかるポケット補強等の隠しリヴェットの有無。
6.ヒップポケットのアーキュエット・ステッチに黄色の糸が使われているか。(希少品で第二次大戦時に生産されたペイントのものもある。戦中の物資不足中、限られた期間糸でステッチを入れる代わりペンキで代用してたという。ちなみにEVISという二本のブランドのそれとは違う。)
7.パッチが紙か革か(どちらもあり)
8.新品だったら足元の裾裏がチェーンステッチになっているか。
9.ボタンフライの各ボタンの裏に打たれている番号など。

等々他。

ちなみに501にはジップモデルは無い。洗ったときに縮みがでて、生地の捩れが生じるために左右が均等にならないためにジッパーだと上手く機能しなかった。ジップつきモデルは502から始まり抗縮技術が進んでから普及したもの。

と箇条書きにしていたら、また時間が無くなってしまったので続きは(すみませんまた唐突に)次回に。(次が明日になるか不明。)

赤耳(セルヴィッチ)↓セルヴィッチは裁縫布の端の部分、この写真だと裾から直角に出ている帯状の部分両脇の白い線(左右の足二本づつで写真中には4本)。その白い線の中心に細い赤い糸が一本入っているので赤耳。-この写真ではその赤糸は細すぎて確認できません。

(裾裏は残念ながらシングルステッチ。直してもらったショップにはチェーンステッチのできるミシンが無かったため。チェーンステッチ用のミシンあるお店はレア。)

「ビッグE」。もちろん赤タブ↓