Chiezaru’s diary

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DAY 8 - 近況雑記


【 夕暮れ時 】
Olympus PEN E-PM1 + Panasonic lumix 20mm f1.7

8月に入り一週間が経過。
もう七日が過ぎた。体感としてはかなり早い。

例年にもれず8月のローマは晴天続き。雨の気配すらない。日中はかなり暑い。
イタリア人と話していると不景気で今年は夏のヴァカンスは無しと言っているのを良く聞くが、それでも街の中の交通量はかなり減ってきている。
仕事場の前の通りもいつもなら路駐で一杯なのだけれど、今日などはガラガラ。
なんだかんだ言ってちゃんと休暇はとっている様子。お金を使わない方向で休みを過ごす傾向なのだろう。

昨日電話線の工事のほうも完了。アポでは朝9時半から10時半にやってくるはずの技術者は12時半に悪びれもせずに到着した。
ここでごねると面倒なので愛想よく迎え入れて仕事をしてもらう。
10分ほどで終了。電話はもう通ったようだ。ただ電話機が家にないので実際に使えるようになっているのか、まだ試していない。
開設した自分の番号に電話をすると呼び出し音が鳴っている状態になるのでちゃんたぶん大丈夫なのだろう。
あとはADSL回線の準備完了の知らせが来ればルーターをセットアップしてネットも始められる(イタリアではまだ光ケーブルはメジャーではない)。

結局かなり遅れて職場に着いたために少し残業することになり、運動のほうはできなかった。

備忘録的に最近読んでいる本。
少し前に友人カップルから送ってもらった天童荒太著『孤独の歌声』を皮切りに同作家の『永遠の仔』の文庫版3巻が終わるところ。
この人の作品を村上龍が絶賛しているとういう評を読んだが、なるほど『コインロッカーベイビーズ』の作者がそういうのは分かる気がする。
都会の孤独と蝕まれた精神のもがきが綴られていく様、『永遠の仔』はこの先どうなっていくのか、読むほどにストーリーが加速してゆく感覚がある。今の展開からすると雰囲気的にフランス映画的なラストが待っているのを予感させられる。

こういうドライヴ感のある作品を読んでいると趣味の読書を満喫しているという小確幸が得られる。

この小説はドラマにもなっているのをネットで調べて今知った。

機会があれば観てみたい。

雰囲気的には『白夜行』みたいなのかな。

【8月7日のメモ】
体重(朝):64.40kg
運動:なし
アルコール摂取:なし