Chiezaru’s diary

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日常雑記


【 夕陽のコロッセオ 】- ローマ
Canon EOS 5D + Sigma EX 17-35mm f2.8-4 Aspherical HSM

(京都で金閣寺を撮るのに近いベタな写真をローマで撮るとこれ。)

もう週末。今週は天気も良く、随分春めいてきた。今日の予想最高気温も19℃とほとんど春だ。
今朝は曇りで少し靄が出ていた。
空気を冷やす秋の霧とは違って少し温かみを含んだ棘のない湿り気があって心地よい。

その代わり花粉症気味なので目がかゆく時々くしゃみを連発することにもなる。

さて、ここしばらくは規則的に運動が出来ていて、先週、先々週は週三、今週は今のところ二回達成。今日走れば週の目的達成。なかなか良いペースだ。

一年中コンスタントに同じコースを辿っていると、時期によって走る人々の顔ぶれが変わるのが判る。先月頭の雪の時期のあとからはシリアス・ランナーが圧倒的に多い。テヴェレ川沿いをかなりハイペースで飛ばしてゆく。
というのは、理由があって、二月最後の日曜日にローマ郊外のオスティアというところでハーフ・マラソンがあり、その一月後には市内で開催されるローマ・マラソン(今年は3月18日の日曜日)があるからだ。

ウチのボスも同僚のイギリス人サミュエル君も参加するといっていたが(二人とも登録は済ませているはず)、ボスの方は先日スキーに行ったとき友人にふざけて後ろから押された際に転倒、ちょうど雪の下に隠れていた木柵に腰を痛打したため、サミュエル君はハーフ・マラソンに出場するために最後の長距離練習をしているときに足首を痛めてしまい、今のところ両者にとって雲行きは怪しい。

(自分は10キロ以上の距離を走ろうという意思も気力も毛頭ないので、どこ吹く風で、自分のメニューを規則的にこなす。)

マラソンの時期が終わると復活祭、イタリア語ではパスクア、英語ではイースターのホリデーがやってきて、そのときは川辺を走る人は激減する。
その代わり、休み明け直後には俄かランナーがどっと増える。休み中に食べすぎ、飲みすぎ、緊急ダイエットというところなのだろう。
一、二週間ほどブームが続く。

自分は毎年8月にアルコール断ちをして運動の回数を週四に増やす。一方、この時期に走っている人は非常に少ない。

9月になり、みなヴァカンスから帰ってくるころになると、復活祭のあとと同じ理由かまた川沿いの人口が増える。

11月に入ると気温が下がり、通常だと雨が増えるので走る人はまばらに。

12月、クリスマス(ナターレ)から、ニューイヤー(カポダンノ)のホリデーの後は推して知るべしで、やはりしばらくの間、折れ線グラフに山が出来ることになる。

ボスとサミュエル君は今年のニューヨーク・マラソン出場を目指して頑張るらしい。

自分はテヴェレ川の日常の変化を眺めながらマイペースに走る。