Chiezaru’s diary

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ヴァレンタイン・デー


【 聖ヴァレンタインの頭骨 】- サンタ・マリア・イン・コスメディン教会、ローマ
Olympus E-5 + Olympus Zuiko 50-200mm f/2.8-3.5 ED SWD(教会内の薄暗さでこの長玉レンズを使うのは大変。フラッシュは当然三脚も使えないシチュエーション。レンズF値開放、手振れ補正オン、自分的にはリミットのISO値を800-1000まで上げ、脇を締め、息を止めて10数枚。ブレずに止まったのはほんの数枚だった。でも成果アリ。満足。注:クローズアップのものはちょっとグロいので日記の末に添付してあります。気持ちの準備をしてみてください。)

今日はヴァレンタインデー。

ラテン語で聖ウァレンティヌス - イタリア語では聖(サン)ヴァレンティーノ、英語で聖(セント)ヴァレンタイン - さんを記念する日。

ウィキペディアによると、269年2月14日キリスト教の信仰を捨てなかったために(当時のローマ帝国ではキリスト教は異教。迫害の的になっていた)絞首刑になり殉教した聖人といわれるが実際に存在したかどうかはウラが取れていない。ゆえに現在のカトリック聖人暦に彼の日(St. Valentine's Day)はないならしい。

詳しくはこちらを:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A1%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8C%E3%82%B9

さて、一昨日の日曜日にどうしてサンタ・マリア・イン・コスメディン教会まで行ったかというと、ここで有名な「真実の口」を撮るためではなく、教会内に安置されている聖ヴァレンティーノの頭骨を彼の日(今日)に紹介するのが目的だった。
ヴァレンタインデーはチョコレートをあげる日でもいいのだけれど、一応その起源も知っていた方が、趣が深いと思うのでちょっと紹介しておきたかった。

疑問がひとつ。
Wikipedia曰く「第2バチカン公会議後1969年の典礼改革で、史実上の実在が明らかでない聖人たちは整理され、現在カトリックの聖人暦に彼の日(St. Valentine's Day)はない。」
となると、この頭骨は本当に彼のものなのか・・。
いや、今日はこれについて掘り下げるのはやめておこう。

ところで、今日は従妹の結婚式。ハワイで執り行うらしい。
さすがに遠くて行けない(温かそうでいいなぁ)けれど、今夜はローマで祝杯を挙げるつもり。日本なら東に向けて杯を掲げるけれど、ハワイだとどっちなんだろう。西のほうが近い気もする。時差を鑑みると西の方が正しいのかな。

幸せな結婚生活を願いつつ。

ハッピー・ヴァレンタイン!


さすがに200mm(35mm換算400mm)だと三脚なしはキツイ。しかし、それにしても額にネームをつけなくても・・