Chiezaru’s diary

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モツ煮など



【 モツ煮 】
Olympus PEN E-PM1 + Panasonic lumix 20mm f1.7
(湯気でレンズが曇った・・。少し塩辛かったので次回は味噌半分でよさそう。)

何度も言っているけれど、ローマというところは(一応)先進国の首都であるくせに、どちらかというとそのありかたは巨大な町という感じでロンドンやパリ、ベルリンなど他のヨーロッパの大都市に比べると都市機能からして追いついていない。(ただし、それに関しては決して悪いことばかりだとは思わない。不便さからでてくる余裕というものが存在する。)

物の流通面でもやはりそうで、日本の本を扱っている書店すらなく、カメラやレンズなどが欲しいときも往生する。最近はネットで買い物が出来るようになって本当に助かっている。

当然食べ物も例に漏れず、寿司以外の日本食を食べるのは大変。仮にあってもの高くてお金を出す気にならない。日本食レストランで(大して味に期待できない)タコ酢が5ユーロ(500円)以上したら、やっぱり注文しない。

需要の少ないであろうモツ煮など見つけることは必然的に不可能。
となると、残った選択肢は自分で作ること、となる。

幸いイタリア人はモツ(トリッパ)を食材で使うので、材料の入手はお手軽。
スーパーで見つけたので作ってみた。いつもの通り見よう見まねの我流。モツ煮は初挑戦。


(530gで2.9ユーロ、約300円。モツの相場を気にしたことが無いので良く分からないけれど、たぶん安い?)

モツ、玉ねぎのみじん切り、生姜、にんじん、(オリジナルで)ローリエの葉、しょうゆ少々+味噌、白ワイン、ビール+水で圧力鍋にかけてひたすら煮込んだところまずまずのものが出来た。

モツ煮。たぶん15年ぶりくらいに食べた。

トーマス・エジソン曰く「必要は発明の母」。
我曰く「不便さはわが身のスキルアップの好機」。