Chiezaru’s diary

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5D試運転


【寝子(ネコ)君 】- exposure retouched
Canon EOS 5D + Canon EF 70-200mm f/4 L USM

(昨日もやっぱり寝ていた。何時見ても同じようなところで寝ている・・)


新しく導入したキャノンEOS 5D(初代)。
一通り機能をチェックしてボタン操作の方法なども頭に入ったので、昨日は仕事帰りにいつもの場所でネコ君たちに被写体になってもらいに。

少し撮って更に家までの帰途でもパシャパシャとシャッターを切り、帰り着いてPCに落とすと何枚かまずまずのものが撮れていた(5Dの液晶モニターは貧弱で画像チェック用には使えない)。

明るめの中望遠というレンズの性格もあるがフルサイズはやはりボケ味が違う。
解放F4では被写体との距離が無いとボケすぎかなとういうものが出たくらい。
晴れた野外では少し絞ったほうがいいかもしれない。

5Dの性格なのか、露出を+/-ゼロで撮ると出てくる画像が少し暗いことが多い。
カラーバランスは取れている。暗めだけれど色の乗りは良い。
撮って出しで使うには+0.3か+0.7で通常設定しておくのがいいかもしれない。
ただ状況によっては簡単に白トビしていることがあるからもう少し使って見ないと傾向がわからない。

Olympus E-5ではカメラの生成するJPGの質が良すぎてあまりRAW現像をする気にならないが、5DはRAWで撮っておいてPC上で調整するのに向いているかもしれない。
RAWファイルをLightRoom3で見ると解像度が素晴らしい。低感度でピントがちゃんと合っていれば1対1の等倍クローズアップでは全く画像の破綻がなく、2対1でもまだまだ鮮明。
あまり等倍で画像チェックをしたくないE-5とは全く違う。

ただし一度引いて一枚の写真としてみるとE-5の透明感とキレは一味違うので、きれいな写真に対する2社のアプローチの違いが面白い。

5Dを使っていて思うのは手ブレ補正がないカメラ(+IS無しレンズ)は結構気を使うということ。それほど暗くない室内でF4、ISO800で撮っても簡単にブレる。
さすがにISO1000を越える高感度ではノイズが目立ってくるからあまり使いたくない。フラッシュの無い状態だとCanon EOS 5D + Canon EF 70-200mm f/4 L USMの組み合わせは晴れた屋外専用で使うことになりそうだ。