Chiezaru’s diary

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百万人の人出


【 百万人の人出:2011年5月1日 】
Olympus E-5 + Olympus Zuiko Digital ED 70-300mm f/4.0-5.6

昨日の日曜、5月1日、前ローマ法王ヨハネ・パウロ二世が副者となるセレモニーがヴァチカンで行われた。
前評判で100万の人出いうことだったが、実際に行ってみて100万の人というのがどれほどの数なのか良くわかった。

セレモニー、列副式のためにヴァチカン、サン・ピエトロ広場にむかう人々は既に深夜から列を成していた。
当日の午前遅めに見物がてら行ってみようと思いカメラを持って家を出る。
周辺はものすごい人の数。30万人収容できるというサン・ピエトロ広場へのアクセスする方法は皆無。キャパシティーが全く間に合わないこと明らか。広場正面の聖天使城まで伸びるコンチラツィオーネ通りも既に人で埋まり、広場に入りきれなかった人々のためにヴァチカンの外に置かれているはずの大画面モニターを視界に入れる距離にすら近寄れなかった。

巡礼者たちはヴァチカンから離れた場所に陣取りヴァチカン放送のミサのライヴを聞きながら道端で祈りを捧げていた。

2000年のジュブリー(25年祭)の時も大きなイヴェントだったが、これほどの人が集まって平和な雰囲気をかもし出しているのはとても不思議な感じがするものだ。

次にこんな機会が来るのはヨハネ・パウロ二世が副者から聖者になるときだろう。
はたして何時になることか。カトリック・キリスト教、やっぱりすごい影響力だ。