Chiezaru’s diary

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ドキュメントつれづれ


【 パスポート 】- RX1R (新旧パスポート)

先週パスポートの更新が無事終わり(木曜日に必要書類を持っていったら翌日の昼には既に発行済みだった。こういう時、日本でよかったと素直に思う。)、パスポート番号が変わったので週初めに滞在許可証の更新のほうも手続きをしてきた。郵便局で配布している用紙をもらってきて必要事項を記入、煙草屋でかった収入印紙とともにまたへ行って郵便局で手数料を払って必要書類を発送するという手順。
郵便局での手続きの終わりにその場で警察での本人確認のアポの時間と日にちをもらう。

ちなみに3月15日の午前中に出頭するようにとの旨を書いた確認書をもらった。
収入印紙16ユーロ、プラス郵便局で払った更新費用と手数料54ユーロほど。パスポートのほうは10年有効を選んで114ユーロだったので、証明写真代なども含めるとなんだかんだと合計200ユーロ弱の出費になった。来週は歯医者にも行くのでなにかと必要経費がかさむ。お金というのは出るときには出てゆくものだな。

滞在許可書の更新は相変わらず質面倒くさいのだけれど、これでもここ数年は以前に比べて格段にやりやすくなっている。昔は更新のために住んでいる管轄の警察所に行っていつになったら自分の番が来るのかも判らない列について数時間、時には自分の順番すぐ手前で受付時間終了、また明日来なさいなどということも普通だった。さらにそれを申請時と受け取り時にやらなくてはならなかったから、このストレスを最低でも二度味わわなくてはいけなかったから更新時期が来るたびに半鬱状態になったものだった。

手続きが多少手間でも時間の計算の出来る今のシステムになってから本当に気分が楽になった。
3月15日にちょっと街中から離れた警察の移民局(みたいな部署)に足を運んで最新の証明写真を提出して指紋を(もちろん手全指)取られたら、そのあと二週間くらいすると住んでいる管轄の警察所に再発行された許可書が届いていてそれを受け取りに行くという手筈になっている。

相変わらずこの国では現物を手にするまではどんな不都合(それも向こう様の身勝手な不条理であること往々・・)が持ち上がるかわからないので気が抜けないが、とりあえずプロセスの半分が終わって気持ち的には一区切り、まだ先は長いもののすこしほっとしている。

VOIDのパンチが押されて無効になった旧いほうのパスポート。10月に切れるはずだったのを早めに更新したので実質9年ちょっと使ったことになる。↓(すべてSony RX1Rで撮影)

ページを繰りながらヴィザや入出国のスタンプを眺めているとこのパスポートにあっちこっち連れていってもらったんだなぁと感慨深いものがある。今までありがとうさん、と。

新しい旅券では最初にどこへ行こう。
実は頭の中ではほぼ決めていたりする。
春が待ち遠しい。